2009年12月15日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
月曜日は新規相談は受付できない日であっても、常連さんのご家族やお身内の人達の場合は例外。
今年は悪性腫瘍の相談でも、従来から多かった初期癌で手術前や手術後からの念のための漢方サポートの依頼よりも、明らかに転移癌や進行癌の漢方サポートの依頼が目立つ。
数年以上前から継続中の多くの人達では、脳転移も含めて全身転移があった人でも、若くて体力が十分に残っている人では、既に3年経過するうちに、ほとんどすべてが消失して、あと一歩のところに来ている人もおられれば、手術不能の進行癌でも西洋医学治療と漢方薬類の併用で、臨床的には原発巣のみならず浸潤部位まですべて完全に消失して以後、既に2年経過している人など、漢方サポート3年前後の人達には、十分に根治の期待が持てる人が多い。
一方では、経過がよいので漢方サポートを中断していたら、リンパ節転移が見られたので、慌てて再開して、西洋医学治療との併用で転移巣も速やかに消失したものの、これがあったことから既に6年以上経っても、根治を宣言してもらえない人もいるが、乳癌でリンパ節転移があった人達でも、手術前後から漢方薬を利用され、再発転移が見られなくても、5年経っても根治とはなかなか言ってもらえない。乳癌に限っては当然だろうけど。
初期癌や、もしかして将来転移の恐れなしとしないと言われた人でも、手術前後から漢方サポートを受け続けた人は、常に毎年、5年が経過して主治医から根治と認めてもらえるのはほぼ全員なのは、当然かもしれない。
いずにせよ、昨今では30〜40歳代の人達の転移癌の漢方相談がとても目立つ。
若い年齢層の真面目な人達が、天道是か非かと怪訝である。
ヒゲジジイのように長年、哲学の煙を嗜む不摂生人間が老醜を晒していること考えると、実に申し訳ないようなものの、この哲学の煙があってこそ、時に名案が浮かぶのだから、止むを得ない不摂生であろう・・・と、実に物は言いようである。
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