
2009年12月02日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
寒い冬に向かって常連さん達の補充内容にはやや特徴がある。
咽喉腫痛からはじまる風邪を引きやすい人達は天津感冒片・参蘇飲・涼解楽・辛夷清肺湯・地竜・牛黄・五涼華・板藍茶に白花蛇舌草など。
初期には必ず寒気が強い人には参蘇飲や葛根湯・天津感冒片・板藍茶、白花蛇舌草など。
葛根湯で寒気が飛んだ後には温病に移行する人も多いので、結局は天津感冒片も常備薬となっている。
いずれのご家族も、ほとんど必ず各種の牛黄製剤のいずれかを常備薬として補充されているが・・・
とりわけ今年の特徴的なことは、ノロウイルス感染に備えて五苓散や藿香正気散に板藍茶を常備される人がとても目立つ。
その他、日頃から常用されている体質改善薬の補充も加わる。
ヒゲジジイに長生きしてもらわなければ困るのよ、と30〜93歳までの昔のお嬢さん方からしばしば念を押されるので、トウヘンボクな虫が動いて、お先に行って待ってますから、漢方薬は生き残ったウチの奥さんから買ってよ、と必ず応酬する毎日。
12月に入ってこの2日間、漢方ファンの常連さんやお馴染みさん達の冬用の常備薬の補充に直接来訪される人達だけでなく、電話やメールによる補充購入の申し込みで店頭からかなりな量の在庫が減って行く。
42年以上もこの仕事をやっていると、毎年年末の12月になると常連さんや久しぶりのお馴染みさんまで、千客万来となる日が折々に目立つようになる。
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2009年12月02日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年12月02日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
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