2015年11月25日

きっかけは、花粉症によく効いた病院の小青竜湯を常用していたら、頑固な不眠症を生じたことから・・・

2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 本日、関東から来られた人の相談内容。

 病院で、花粉症に小青竜湯を投与されて不眠症になり、睡眠薬を投与されて常用中、副作用を感じたので服用を止めた後、さらに様々な自律神経発作症状が勃発して泥沼。

 花粉症にはよく効果を発揮しても、不眠症という副作用を生じては元も子もない。
 花粉症くらいで覚醒作用のある麻黄が配合された小青竜湯を安易に常用させるべきではないだろう。
 小青龍湯で即効が出るなら、あくまで頓服使用が無難である。

 藿香正気散や衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)など、もっと穏便な方剤を優先すべきで、様々な副作用を生じやすい小青竜湯を安易に1日3回も規則的に常用をさせるべきでないだろう。
 といっても、残念ながら衛益顆粒や藿香正気散の各エキス製剤は保険適用外である。

 いずれにせよ、村田漢方堂薬局では、花粉症くらいで小青竜湯を販売することは、超滅多にあり得ない。

 小青竜湯というのは、いくら花粉症に効果があっても、漢方薬では滅多にあり得ない副作用が大なり小なり生じやすい、とても癖のある方剤だからである。

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2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
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2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳)
2008年11月25日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年11月25日の茶トラのボクちん(7歳)
2011年11月25日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
 

ラベル:小青竜湯
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