2008年10月16日の茶トラのボクちん(4歳) posted by (C)ボクチンの母
昨今、新規相談を受けている多くの転移癌の人達に、通導散も併用してもらうことが多いが、目的通りに便秘の解消に有効であっても、明らかに食欲が増進する人と、逆に食欲が減退する人とがあるので、食欲にマイナスになる人には、中止してもらっている。
膵臓癌に肝臓転移がある人は、食欲増進効果は絶大で、日々、友人のお見舞いに行ったり、畑仕事に精出したりとお元気だが、余命を宣告されていることに気が滅入ることがあるので、これだけ漢方薬が効いているのだから、もっと自信を持つように励ましている。
大腸癌で肺の転移と肝臓転移に腹膜播種による腹水があった人は、軽度の便秘に通導散を飲むと食欲がなくなるので通導散だけは中止してもらった。
幸いなことに、主体の多種類の漢方薬によってアポトーシスにスイッチが入ったかのように、引き続き肝臓の転移巣が急速に死滅している。
2週間ごとに近隣の開業医の先生にエコーで確認してもらっているが、実に肝臓の3分の2が癌細胞に犯されていたのが、昨日の画像でも驚くべきスピードで死滅しているといわれる。
但し、折々に疼痛が生じているが、これは急速な癌細胞の死滅による炎症が原因だから、我慢して村田漢方堂薬局の漢方薬をしっかり続けるようにと、エコーの先生からはいつも励ましてもらえているという。
多種類の配合になっているので、飲みにくいときがあるらしいので、体力維持のために補気建中湯だけは絶対に一度も欠かさないようにアドバイスしているところである。
エコーで見てもらっている先生からも、今後の推移を大いに期待してもらえているので、皆の期待通りに根治すれば、過去のスキルス胃癌で卵巣転移に腹膜播種を生じていた女性が根治した事例と同等以上の素晴らしい成果となる。
決して予断を許さないものの、過去の経験から言っても、大いに期待が持てる事例である。
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2011年10月16日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母
2011年10月16日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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