2011年10月2日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母
昨夜、このブログ⇒ 2015年09月30日 都会で病院に通うには健康で体力がなければ無理だ!と嘆く同年代の常連さん を書いていて、何年か前にあった残念なケースを思い出した。
転移癌がありながらも、地元の大学病院では、持病の腎不全があるために、抗癌剤治療など、もはや治療法方はないと完全に見捨てられ、止むを得ず漢方薬によるサポートを求めて、県外から村田漢方堂薬局に通われるようになった。
漢方薬は腎不全に有効な配合とともに、癌サポートとして扶正祛邪を配慮した配合で、クレアチニンやBUNも比較的良好に推移し、体調も安定的に推移。
ヒゲジジイイは日頃から、まだ一度もやってないという放射線治療の可能性はないのか、近隣の放射線科で直接相談をしてみてはどうかと奨めていたのだが、他にも西洋医学的な治療方法が残ってないか、国立がんセンターに行って相談してみたいというご本人の希望。
よせばよいのに、体力的に今なら大丈夫だからと張り切って行かれたところ、田舎の人間にとっては、都会地での歩行距離は想像以上に長距離。
歩行距離が多いばかりでなく、階段の上がり降りが想像以上に多くて、疲労困憊。
そこでのセカンド・オピニオンは、案の定、残るは放射線治療のみ、ということだった。
ところが帰宅後、しばらくしてご本人から電話があり、腎不全が急速に悪化して即透析になってしまったと、涙ながらに報告される。
透析を続けても様々な症状が取れず、一向に体調は改善しない。これでは以前のように通うことが困難。こんなことなら、関東に出向かなければよかったと後悔されていた。
その後は、残念ながら音信不通となって、あれから何年も経つ。
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2011年10月2日の茶トラのボクちん(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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