
2010年9月1日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
いつの間にか、癌サポート専門の漢方薬局と錯覚を起こすほど、今年は引き続き新規相談は癌サポートの漢方相談が半数以上を上回っている。
なかには、4度目の癌で、その都度、西洋医学治療と漢方サポートで根治してきたのだが、さすがに4度目の原発巣の位置が、これまででは一番微妙な場所。
当然、以前の配合とはがらりと異なるものに切り替える必要がある。
現在、何年にも亘って癌サポートの漢方薬の有効性をデータ上でもしっかり認められる主治医が年々増えるのは喜ばしいことである。
ところが逆に、ほんの少数とはいえ、病院薬剤師が、抗癌剤治療時の効果を邪魔しかねないから、漢方薬は使うべきではないと意見を強く具申しながら、弁証論治を無視した保険漢方の十全大補湯などを処方する医師を奨励しないまでも容認する。
こんな矛盾をかかえた日本の医療だが、昨今の安保法案を戦争法案などと非難轟々の無知な連中とまったく同列のレベルで、ほんとうに付き合いきれない。
こんな日本に誰がした。
無知ほど怖いものはない。
不治を宣告されたステージ4の悪性リンパ腫でも、抗癌剤と漢方薬のサポートによって現実に根治した実例がある。
主治医に抗癌剤だけでは一時的な効果に終わると断言されていたのだが、漢方薬と併用することによって根治したこの事実を、この薬剤師はどのように解釈するのだろうか?
関連ブログ: 2015年08月25日
「攻撃の声が高ければ高いほど、嘘が大きい」という法則
たまには応援のクリックをお願いします!⇒


2010年9月2日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年9月2日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
【関連する記事】
- この調子では漢方業界も悪い時代の波に流されかねない
- 貿易赤字を減らすには・・・
- 良薬がどんどん消えていく
- 天網恢恢疎にして漏らさず
- 我が薬局で受け取る荷物が迷子になりやすい原因が判明
- 石破茂氏は「石破逃げる」氏としてはなはだ有名だったが
- ウソいつわりが蔓延する現代社会
- アルコールがいかに寿命を縮めるかの実際的な例証
- 某古書のレビューを投稿したところ営業妨害で不掲載か
- 自由からの逃走
- 日本の常識は世界の非常識
- 日本の漢方はこのまま衰退するのか?!
- 降圧剤の疑問
- 世の中、こんなに物価高?!
- イスラエルとパレスチナ問題を読み解くカギは
- アナフィラキシーに無知な医師と看護師がいることに唖然とする!
- 漢方の品質や製造方法および濃度などによって効能に優劣があるのは想像以上
- 気味の悪いおはなし
- 狂気の沙汰
- 世界中で皆がスマホやパソコンの画面を眺め続ける異様な時代