2015年08月30日

六味丸系列の方剤は本来中医学の教科書的には「熟地黄」が使用されるべきはずだが

2015年08月29日のしシロちゃん(雌2歳半)と茶トラのトラちゃん(雌2歳前)
2015年08月29日のしシロちゃん(雌2歳半)と茶トラのトラちゃん(雌2歳前) posted by (C)ヒゲジジイ

 中医学の教科書的には、六味丸や杞菊地黄丸や知柏地黄丸に配合されるべき地黄は、熟地黄となっているが、アトピー性皮膚炎に使用する場合には、乾燥地黄が配合されたものを、敢えて使用することが多い。

 だから、必ず製造メーカーさんには、配合されている地黄を熟地黄か乾燥地黄であるかを確認して使い分けている。

 とても敏感なアトピー性皮膚炎では、体質と病状によっては、地黄ひとつとっても、温性の熟地黄か寒性の乾燥地黄か、配合された地黄の性質によって、大きく効果が異なって来ることが多いからである。

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2015年08月29日の茶トラのトラちゃん(2歳前)
2015年08月29日の茶トラのトラちゃん(2歳前) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年8月30日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年8月30日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
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posted by ヒゲジジイ at 17:01| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする