2015年06月18日

頑固な微熱と軽度の乾燥咳が続いていつまでも治らない人が竹葉石膏湯で速治

2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 今週は月中というのに、10〜40年間、ずっと村田漢方堂薬局の漢方薬を愛用され、途切れることなく連用し続けている文字通りの「常連さん」たちが集中的に毎日、相談がてらの補充購入に来局されたり発送依頼など、昨日が少しヒマだった以外の3日間、少人数の仕事では限界一杯というほど目まぐるしく、体力の消耗が激しかった。
 ただ、幸いなことに、気心の知れた人達ばかりなので、精神疲労だけは免れた。それはともかく・・・

 1ヶ月前に、ヒゲジジイと同年代のお馴染みさんが、風邪が長引いて、いつまでも軽度の乾燥咳と微熱が取れないのだと、常用される漢方薬類の補充購入のついでに相談されていた。

 そこで、竹葉石膏湯のエキス製剤を5日分ほど渡していたが、本日の報告では5日分も飲み終わる前に、頑固に続いていた微熱も乾燥咳もスッカリ治ってしまい、質問されるまでは、そのことを忘れていたと言われる。それほど超即効だったということだった。

 日常茶飯事でありがちな話を、敢えてここで記すのは、この竹葉石膏湯エキス製剤は、製造元のコタローさんに、ヒゲジジイ自身が強く要望して実現したもので、配合生薬の分量や配合比率まで、思い通りの配合内容となっているので、自慢のエキス製剤である。

 竹葉石膏湯のエキス製剤は、日本国内では、いやもしかしたら世界中でも、コタロー製のみであろうから、なおさら存在価値があるのである。

 乾燥咳にしばしば使用される麦門冬湯から大棗を去り、竹葉と石膏を加えた方剤であるから、専門家であれば、おのずと適応証がわかろうというものである。

 とうぜんのことながら、シロウトさんが勝手に判断できる方剤ではないので、必ず専門家と相談が必要である。

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2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月18日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

ラベル:竹葉石膏湯