2015年06月14日

よけいなお節介ながら以前からの疑問、保険漢方なのに同一方剤であっても、製造メーカーによって薬価が大きく異なるという不可思議なナゾ

2009年6月14日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月14日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 自民党の高村正彦副総裁の名言!
 「学者の言うことを聞いていたら日米安全保障も自衛隊もない。日本の平和と安全はなかった。
 往々にして学者さんというのは、現実と乖離した頭でっかちで、融通の利かない人が多い。
 それはともかく・・・

 医療用の保険漢方の薬価のことで、以前から疑問に思っていたこと。

 もしかしてアンタッチャブルで、触れてはいけない部分なのか?

 誰もが疑問に思っていても、表立っては指摘しないというのは、なんだか実に怪しい。
 
 保険適用外の自費の漢方薬の仕事である漢方薬局とは無縁の話だが、お節介ながら、以前から大きな疑問に思っていたはなし。

 ほかでもない、同じ方剤であっても、各社それぞれ薬価が大きく異なるという問題である。

 薬価が低く設定されているために、原料が現在ほどは高騰してない時代から、早くに逆ザヤになって、保険漢方から撤退したメーカーが数件あった。

 昨今の円安が進めば、しかも中国国内でも需要が高まって、もともと生薬が高騰している上に、この昨今の異常なまでの円安。
 いくら原料生薬の品質を落として仕入れ価格を節約したところで、早晩、逆ザヤになることは必至と噂されている。

 同じ方剤でもすべてにおいて他社に抜きん出て高い薬価が設定されている某社でさえ、その例外ではないだろうといわれるが、それにしても、同じ方剤でありながら、あれだけの薬価に違いがあるなんて、信じられない話ではある。

 友人の息子が厚生労働省に勤務しているので、今度あったらその理由を訊ねてみたい。
 
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2010年6月14日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月14日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 
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posted by ヒゲジジイ at 17:41| 山口 ☁| 病院の漢方薬 | 更新情報をチェックする