2015年06月13日

病院で投与される保険漢方衰退あるいは消滅のウワサ

2015年6月12日の茶トラのトラちゃん(1歳半)とシロちゃん(2歳)
2015年6月12日の茶トラのトラちゃん(1歳半)とシロちゃん(2歳) posted by (C)ボクチンの母

2015年6月12日の茶トラのトラちゃん(1歳半)とシロちゃん(2歳)
2015年6月12日の茶トラのトラちゃん(1歳半)とシロちゃん(2歳) posted by (C)ボクチンの母

 昨今、業界内で、またぞろ飛び交う保険漢方衰退あるいは消滅のウワサ。
 様々に飛び交う信憑性のある何種類かの複合したウワサが飛び交っている。

 その中でもかなり信憑性が高いものでは、円安のお陰で原料生薬の高騰により、保険点数内で賄う原料生薬の確保が困難になりつつあり、逆ザヤになる問題。
 というよりも、現在でも某メーカーさんでは逆ザヤの方剤も多いといわれる。

 それでなくとも、円安になる前から、採算が合わなくなった各メーカーさんは既に撤退したところもあったが、例の保険点数の最も高い某メーカーでさえ、次第に圧迫され、利益を確保するには、ますます安価な原料を調達したところで、早晩限界が来るのは時間の問題というウワサは、かなり有力。

 そもそも同じ方剤で、メーカーによって保険点数が大きく異なっていること自体が、何とも信じられない不思議な現象ではあるが、それはともかく、現状の保険点数のままでは、早晩、逆ザヤになるのは必定とのウワサが飛び交っている。

 このままでは10年後には、保険漢方は完全に崩壊しているだろうという憶測すら流れている。

一部の漢方薬局では、病院や医院やクリニックなどから電話がかかり、某患者さんに販売している漢方薬の問い合わせがあり、それを教えると配合が少し類似した保険漢方に切り替えられ、なりふりかまわぬ経済原則丸出しの医療機関に、唖然かつ苦笑させられるケースも生じているという。

 そういう現実からか、将来の保険漢方崩壊の可能性に、多くの漢方メーカーさんや薬屋さんは、渡りに船と期待を持って傍観されている風であるが、村田漢方堂薬局においては、まったくどうでもよい問題。

 病院で出される保険漢方で無効な人達こそ、その受け皿としての存在価値があるのが、我が漢方薬局である。
 保険漢方と比較されることによって、大きな存在価値を確保していただけに、まあ〜、どちらかといえば現状のままの方がよいくらい。

 もしも業界で飛び交うウワサが現実のものとなり、そのために忙しくなるようなことでもあれば、実際にはむしろ困るのである。

 たまには応援のクリックをお願いします!⇒

2010年6月13日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年6月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年6月13日のボクチン(8歳)
2012年6月13日のボクチン(8歳) posted by (C)ボクチンの母


【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 08:11| 山口 | 病院の漢方薬 | 更新情報をチェックする