2015年06月02日
妊娠後期に救われた帰脾湯の思い出
2015年5月30日のシロちゃん〔2歳) posted by (C)ヒゲジジイ
昨日、久しぶりに訪れた某氏が疲労困憊の様子。もともと四逆散が一定の効果を得ていたとはいえ、久しぶりに来られてみると、明らかに心脾両虚に痰湿がこびりついた病態を呈している。
そこで、さしあたりは帰脾湯に四逆散と半夏厚朴湯を併用してもらうこととなったが、そこで急に愚妻が38年前の自身のことを思い出した。
当時、妊娠7ヶ月の頃、1歳半の活発な長女を養育しながら、薬局店頭にも立ち、心身ともに疲労困憊の日々が続き、このまま死んでしまうのではないかと思うくらいに消耗が激しかった。
それを見かねたヒゲジジイが心配して、当時は優秀なエキス剤が製造されてなかった時代なので、煎じ薬で帰脾湯を作ってあげて、飲ませたそうである。
飲ませたそうである、と書いたのは、当時のことをヒゲジジイ自身はまったく忘れているからである(苦笑。
そうしたところ、服用する都度、生き返る心地がし、次第に元気を回復して、無事に長男を出産することができたそうである。
当時から、折々に様々な漢方薬に救われてきた愚妻だから、それぞれの方剤に懐かしくも鮮明な記憶が残っているらしい。
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2010年06月02日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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posted by ヒゲジジイ at 00:03| 山口 ☀| 各種貧血症および各種紫斑病および疲労困憊状態
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