
2009年04月19日の茶トラのボクチン(4歳半) posted by (C)ボクチンの母
漢方相談を引き受けるからには、十分な時間を取って、あらゆる方向から詮索して弁証論治を行うものだから、一定の効果が得られても、それを煩わしがる人もいる。
それが迷惑だと思う人は来られる資格はないし、そのうんざりされる顔を見ただけでも、こちらの方もいっぺんでやる気をうしなうので、必然的に、おことわりとなる。
数年前、当方の漢方薬で一定の効果が出て喜んでいたのに、いつの間にか新しくできた特殊な専門クリニックに移って無音となっていた人。
その1年後に電話がかかり、そこの治療では却って悪化したので、以前の漢方薬を送って欲しいという依頼。
1年も経過していれば、変化の激しい疾患ゆえ、状況に応じた配合が必要になるから、直接来られなければ無理だというと、距離的には同程度のクリニックには通えても、こちらには来れないという何とも怪訝な話し。
その後、スッカリ忘れていたが、さらにその2年後になって、またぞろ同じ人から再度電話がかかって来た。
そのクリニックではますます体調がおかしいと相談されるが、クリニックには通えても、同程度の距離のこちらには通えないという人には、縁がないものと思ってもらわざるを得ない。まったく理解に困しむ。
数日前も、老体にとっては疲労が出る閉店前の夕刻、地元近くから新規に直接やって来た人がいたが・・・
受付嬢が、応対した言葉に何が気に入らないのか、すかさず「止めときましょうか?」という不遜な言葉が返ってきたので、御希望通り「どうぞお帰り下さい!」、といって早々に退散してもらった。
薬局だからといって、揉み手で迎えるところばかりと思ったら大間違い。
弁証論治のこちらの苦労がシロウトには分かるはずもないが、お愛想を言って迎えられたいのなら、まったくのお門違い。
四月になって、突然、理解に困しむ人達が続く。
肝気が昂ぶりやすい春の季節の変わり目は、要注意。
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2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年04月19日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年4月19日のボクチン(8歳になる少し前) posted by (C)ボクチンの母
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