2015年04月18日

『絶対無』を望んでも、そりゃ〜お互い凡人には無理な話でしょう、と同意見

2015年04月17日のシロちゃん(2歳メス)
2015年04月17日のシロちゃん(2歳メス) posted by (C)ヒゲジジイ

 漢方ファンのお馴染みさんの女性との談話。
 御主人は、お住まいの地方のテレビにも、折々に出演される高名な大学教授。

 ヒゲジジイとまったく同じ希望と、その希望は絶対に無理だと直感される女性。

 あるとき『無』になりたいものだが、あの世に行ったら無になれるのではないかと絶大な希望をもって思案してみたが、考えれば考えるほど、そりゃ無理だと、それが不可能なことをどうしようもないほど直感してしまったと言われる。

 本能的・直感的に分かる人には分かるもので、人間も動物も死んだら終り、完全に無になると信じ込んでいる人が多い世の中。
 そんな感覚の人達の直観力のなさには、まったく理解に困しむ。

 ヒゲジジイなどは絶対無にあこがれて、ながく禅宗にのめり込み、参禅などもしたが、中年以後になってようやく気が付いた。
 絶対無なんて、あの世に行っても、凡人には到底無理な話。

 ソクラテス曰く、
死は魂の消滅ではなく、霊魂の肉体の牢獄からの解放である。
(プラトン著『パイドン━魂の不死について』岩田靖夫訳 岩波書店 より)

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2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年04月18日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ヒゲジジイ

2015年04月17日のシロちゃん(2歳メス)
2015年04月17日のシロちゃん(2歳メス) posted by (C)ヒゲジジイ


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