2011年04月06日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母
漢方薬が一定の効果が得られるようになって、ようやく気心が知れる頃になると、もう一歩の改善を得る為に深く掘り下げると、それぞれに抱えている精神的なストレスの問題が浮上してくる。
人生にはさまざまな障害がつきものだが、それを前向きに克服することなしには、人間性を鍛えて前進することができないばかりか、慢性疾患の治癒を遅らせることになりかねない。
職場や身内や友人、隣近所などの人間関係で悩む人は多く、そのために持病を治りにくくしているケースは、昔から今に至るまで変わるところがない。
理不尽な上司や同僚、家族や縁者や友人、近隣の住人など、それぞれに異なるもものの、ひどいイジメにあっている人すらいる。
でも、世の中のシステムというものは、太古からうまくできているもので、因果応報、天網恢恢疎にして失わずで、必ずや理不尽な言動を行う人は、いわゆる天罰が下るときが、遅かれ早かれやって来る。
司馬遷は、天道は是か非か、と太古からの厳然たる摂理を疑ったが、ある意味、司馬遷の『史記』は、叙事詩的な感傷にひたるのを特徴とする文学でもあるから、いかにも効果的な表現ではあったが、事実はやっぱり天道は是なること間違いない。
たとえ万一、今生で天罰が下らなくとも、あの世か、あるいは来世で、必ずや実現するはずのものであろうから。
ともあれ、過去に実際に見聞しただけでも、理不尽な言動を取り続けた連中は、遅かれ早かれ、いわゆる天罰が下っている。
中には、これが自然の摂理なのかと、却ってこちらが気の毒に思うほどのことすらあった。
艱難汝を玉にす、とはよくいったものだが、ヒゲジジイのようなヒニクレ者は別としても、前向きな姿勢で困難に耐えていれば、必ずや遅かれ早かれ光明は見えて来るし、人間性も鍛えられるのだろう。
但し、その前提条件としては、言い古された言葉ながら、お天道様に顔向けできない言動は、とうぜん慎むべき。
それゆえ、あまりにも甘ったれた考えや、度を越した自己中心的な言動をする人は、ハナから無縁な人だと漢方相談お断りの薬局ではあるが、人生に真摯に向き合っている人には多少ともやさしく接し、因果応報という自然の摂理を説明してに皆を慰めている。
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