2015年03月30日

なんと!学術論文でさえ虚偽捏造が横行しているのだから、ましてやネット上の記事こそ玉石混交、迂闊には信用できない

2010年03月30日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年03月30日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

 学術論文でさえ、虚偽捏造の記事が横行していることは、過去から現在に至るまで、由々しき社会現象となっている。

 ましてやテレビで報道される内容はもとより、ネットで喧伝されるものは、たとえ有名企業や肩書きが優れた人達の学術的な内容であっても、迂闊に信用することはできない。

 漢方関係におけるその証拠の一端としては、痩せ薬としての防風通聖散、酒皶(しゅさ)に対する十味敗毒湯、アトピー性皮膚炎に温清飲など、これらがフィットする確率はかなり低い。

 確率が低い以上に問題なのは、これらの方剤がフィトしない場合、効果がないだけならまだしも、逆効果になって病状が悪化することも大いにあり得るので、使用する上ではかなり注意を要する方剤なのである。

 このように慎重を要する上記のような漢方薬類を、過剰なまでに宣伝あるいは喧伝されているのは、まったく理解に困しむところである。

 まだ便秘に麻子仁丸、膀胱炎に猪苓湯というほうが、はるかに信憑性が高い。
これらでもしも効果が無ければ、製品の品質が劣悪な証拠だと言ってもよいくらいだ。

 ことほど左様に、世の中は虚偽捏造とまではいかない場合でも、誇大広告や誇張宣伝だらけだから、要注意。

 猫社会にも劣る人間社会だから、止むを得ないことかもしれないが・・・
 一説には25人に1人は、サイコパスというくらいだからねっ。


たまには応援のクリックをお願いします!⇒ 

2010年03月30日の茶トラのボクチン(5歳半)
2010年03月30日の茶トラのボクチン(5歳半) posted by (C)ボクチンの母

2011年03月30日の茶トラのボクチン(6歳半)
2011年03月30日の茶トラのボクチン(6歳半) posted by (C)ボクチンの母

2012年03月30日の茶トラのボクチン(7歳半)
2012年03月30日の茶トラのボクチン(7歳半) posted by (C)ボクチンの母


【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| 間違いや問題の多い日本の漢方と漢方薬 | 更新情報をチェックする