2015年03月22日

頑固な慢性疾患を甘く考える人達

2009年03月22日の茶トラのボクチン(4歳)
2009年03月22日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 頑固な慢性疾患は、甘く考えては失敗する。

 漢方相談に来られる人達は、とうぜん既に西洋医学治療で治らないからである。のみならず多くは地元近辺の漢方治療も受けて、治らない。
 それでも諦めずに、遠路はるばる漢方相談に来られる人達の多くは、諦めずに頑張り続けるから、結局は念願の安定した寛解を得られるのである。

 ところが、苦労の果て、ようやく安定した改善が得られる配合が見つかった途端に、通信販売に切りかえる訳でもなく、まったくの音信不通になる人たちの不可解。
 恐らく自己治療に切り替えているのだろうが、季節変化による再発があった場合に、どうされているのだろうか?
 
 いったん効果が出たからと言って甘くみていると、季節変化や環境変化、あるいは不摂生が祟って再発もあり得るので、そのような人達が、数年ぶりに「また伺ってよいでしょうか?」というメール相談が届くことがある。

 来られる前に、音沙汰がなかった間の治療はどうされていたのか、詳細にメールで報告しておくようにとメールを返しているが、バツが悪いのか、ほとんどのケースで、返事が来ないまま、再来どころかまったく再度の音信不通となる。

 縁なき人達としか、言いようが無い。

 要するに、効果のある配合さえ見つかれば、それで遠路はるばるやって来た目的は果たしたと考えて、こちらからの通信販売に切り替えることもなく、安易な自己治療に切り替えたつもりだろうが、もともと頑固な慢性疾患は、それほど甘くはない。

 言っては何だが、浅はかとしか言いようがない。

 来る者でも拒むことはあるけれども、去る者は絶対に追わないというのは、もとより縁が薄かった人達だと思うからである。

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2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年03月22日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年03月22日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月22日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年03月22日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年03月22日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☀| 漢方薬の素人療法は怪我の元 | 更新情報をチェックする