2009年03月19日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
へんな電話がかからなくなったし、薬局を馬鹿にした横柄な人達も来なくなったので、ほんとうに高血圧が完璧に治ってしまった。
中でも最も性質(たち)の悪いのが、慇懃無礼な人達である。眼光を見ていれば一瞬で分かるので、物言う前からお断りである。
今後も引き続き、お邪魔虫は御免蒙りたい。
ということで、ほんとうに真剣で真面目な人しか来なくなったのだが・・・・
多種類の配合にならざるを得なかったとはいえ、ようやく効果が出てきたというのに、いつの間にか一部の方剤をはずされる人が時折に見られる。
それで効果が持続すれば問題はないのだが、配合バランス上重要な方剤をはずされると、覿面に効果が急速に落ちてくることが多い。
状況変化によって、一部の方剤を減らしたり、新たなものと一部を入れ替えたりの増減は大いにあり得る事とはいえ、せっかく効果が出始めたところで、シロウト判断で一部を節約すると、九仞の功を一簣に虧く、ということになり兼ねない。
こちらの忙しさに紛れて、効果が安定して以後の、継続服用者の追加補充の注文にそのまま応じて油断していたら、いつの間にか独自の判断で最も重要な方剤をシロウト考えで間引かれていた、ということが時折みられるのである。
遅かれ早かれ、こちれではそれに気が付くことになるものの、ケース・バイ・ケースながら、本人がいつか気が付くまで、敢えて注意を与えないこともある。
綿密に相談しながら、テスト的に一部の方剤を間引く実験をしてみる、というのとは異なり、幸福否定の無意識の強力な意思 が働いているものかもしれないので、本人が気が付くまではそっとしておくことが最善のこともある。
もっと救いようが無い例では、一定の苦労がみのって、ようやくしっかりピントの合った配合が見つかり、ホッとしたのもつかの間、いつの間にか無音となる人は、毎年遠近様々な人達に見受けられる。
症状が消えかかったくらいでは、短期間で体質改善できるはずもない。
何を考えているのやら、とは思うものの、初期段階としての期待に添うことができたのだから、突然無音となることについてまで、こちらの知ったことではない。
その時点で必要な方剤類が判明したことをよしとして、それを手掛かりにシロウト療法でも続けられるのかもしれない。
継続服用によって四季折々の変化の経過観察もされないまま無音となるのは、自己責任の問題である。
あとになってシマッタと思い、数年も経たずに頭をかきかき、突然、再来された人もあるが、そういう人達の多くは、今度は気合を入れて、体質改善できるまで根気が続くことが多い。
といっても、多くは無音のままで、こちらは永遠に忘れてしまうのみ。
来る者でも拒むことはあるけれども、去る者は絶対に追わない(呵呵。
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