2009年02月13日の茶トラのボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
引き続き柴胡加竜骨牡蠣湯合加味逍遥散の異病同治について。
この配合を主体にアトピー性皮膚炎に応用している例が多いことは既に書いたが、中には当帰にアレルギーがあるために、柴胡加竜骨牡蠣湯は極めて有効に作用しても、加味逍遥散や補中益気湯、消風散などは絶対に使用できないアトピーの人もいる。
ともあれ、他の疾患では、柴胡加竜骨牡蠣湯合加味逍遥散を主体に牡蠣殻を原料とするイオン化カルシウムを加えて、全身脱毛を生じる自己免疫疾患に効果を上げている。
また、別のケースでは、さらには四逆散にイオン化カルシウムまで加えて、頭部が完璧に禿げ上がってしまい、鬘を常用せざるを得なくなった女性に、著効を奏し、一年以内に髪がすべて出揃った例もある。
といっても、脱毛症の類は、同様なケースばかりとは限らず、柴胡桂枝湯や大柴胡湯が主体になることも多いので、上記の例の模倣ばかりしていると失敗しますよっ。
たまには応援のクリックをお願いします!⇒
2011年02月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2011年02月13日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2012年02月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2012年02月13日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
【関連する記事】