
2006年01月19日の茶トラのボクチン(1歳) posted by (C)ボクチンの母
「理解に苦しむ」というのは通常の書き方だが、「理解に困しむ」と書いても正解だし、そのような表現をされる作家や文学者にもかなり遭遇してきた。
それゆえ、ヒゲジジイも「苦しむ」と書くよりも「困しむ」の表記の方が、文章の流れよっては、より実感がこもっている場合も多いので、後者の表記をしばしば使用してきた。
ところが、手に入る限りの小型国語辞書を何種類も調べてみたが、いまのところ「苦しむ」の表記はあっても、「困しむ」の表記を併記したものは皆無。
なんのための国語辞典なのか、ほんとうにガッカリで、理解に困しむ。
書庫に行けば、中型の国語辞典の各種、小学館の国語大辞典など、さらには戦前の大型や中型の国語辞典の代表的なものは、そのほとんどを揃えているので、それらにもあたってみる必要があるが、それにしても、一般でよく使用される通常の小型の国語辞典では、広辞苑なども含めて、各社すべてで上記の通りなのだから、ほんとうにガッカリで、理解に困しむ。
それはさておき・・・
例年なら、アトピー性皮膚炎の人達に常用してもらうことの多い猪苓湯は、さすがに秋冬の乾燥季ともなれば、減量したり、一時的に中止してもらうことが多いのに、昨年の秋から今年の1月にかけては、例年とは真逆である。
却って増量が必要になるケースがとても目立つのはなぜか?
数年以上のお付き合いとなり、8割以上の改善が得られているベテラン組でも、そのような事例が目立つ。
湿度計を見れば、室内でもやはりかなり乾燥状態である。
全員というわけではなく、もともと猪苓湯を必要としないタイプでは、地黄が主体に配合された方剤類で、順調に保湿されており、上記の人達とは無縁であるが、それにしても、かなりな人数なので、不思議な冬である。
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2008年01月19日の茶トラのボクチン(3歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年01月19日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2011年01月19日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月19日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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