2015年01月10日

プラセンタ治療がアトピー性皮膚炎や美容に有効だというが、副作用の問題はないのだろうか?

2011年01月10日の茶トラのボクチン(6歳)
2011年01月10日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

 アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎など、過食が厳禁であることは常識である。
 それが分かっていながら、正月ともなれば、この時くらいはよいだろうと、止められない。

 そんな人達が、昨日は何人もゾロゾロとやって来られて、それぞれの不摂生を反省しながら報告がてら、それぞれの漢方薬を補充に来られた。
 食事内容はもとより、一人前以上食べることが問題で、アトピーの人達は痩せの大食いの人が殆どであるし、少食であると胸を張っている人でも、甘い物やスナック菓子を食べ過ぎている。

 といっても1名は正月も摂生していたのでまったく問題なく、もう1名は年末の漢方薬の補充を忘れていた為に、漢方薬が飲めなかったが、煮た野菜中心であったものの、かなり過食したにもかかわらず、アトピーの状態はまったく好調だという人もいた。

 ともあれ、正月にタガが緩んだ人達いずれもみな、自覚だけはあるので、大事に至った人はいなかったものの・・・
 初期から即効を得たためか、漢方薬を中途半端な飲み方ながらも、「最近調子がよい」ので病院でプラセンタ治療を受けようと思う、という意味不明なことをメールで書いて来た人がいた。

 たまたま昨日、当方に通っている看護師さんの話によると、同僚が美容のためにこれを受けていたら、乳房にシコリができたので、精密検査を受けたところ、さいわいに良性だったということだが、医師はプラセンタが原因だろうと告げたという。

 同じく昨日のこと、同業の薬局さんのブログで、プラセンタの問題点を指摘されていたが、プラセンタは成長因子が含まれていて、過剰に体内に取り込むと、細胞分裂を促すので、異形細胞が生じやすくなり、発ガンにいたることもあり得る、とあった。

 それにしても、当方の漢方薬によって、アトピーの状態がよいから、その「よいときにこそ、プラセンタ治療を受けて、アトピーを根治させたい」というのだから、この不可解な考え方!

 即効を得ている人に限って、こんな馬鹿げたことを考えるのだから、不思議でならない。

 アトピーが容易に「根治」すると思ったら大間違いで、9割以上の寛解を得たら、その状態を維持することに努めるのが常識的な考えだろう。

 それにしても、プラセンタが流行っているらしいが、これまでまったく興味がなかった。だから知識は殆どないが、アトピー性皮膚炎や美容のために、やるべき治療方法なのかどうか?

 それにしても、村田漢方堂薬局にはアトピー性皮膚炎で通っている医療関係者がとても多いが、過去にプラセンタによる治療経験があるのかどうか。
 プラセンタ治療で治っていたら、当然、遠路はるばる多くの医療関係者が村田漢方堂薬局に通うはずもないので、どれだけの人が、過去に経験しているかいないか、確かめてみる必要はあるだろう。

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2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳)
2012年01月10日の茶トラのボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母

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posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☁| アトピー性皮膚炎や慢性湿疹など痒みを伴う皮膚病 | 更新情報をチェックする