2015年01月01日

新年から尾篭な話題:村田漢方堂薬局では大黄甘草湯製剤は最も評判が悪いので早くから廃盤

2009年01年01日のボクチン(4歳)
2009年01年01日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 新年を迎えたからといって、あまり幸福ではない人も多いと思う。茶トラのボクチンが亡くなって2年以上も経つというのに、相変わらずヒゲジジイ自身がそうだからという訳でもないが、人間は「四苦八苦」で一生を終わる。

 後ろ向きであろうが前向きであろうが、一生を通じて試練に晒され続けるのが、地球上の人間の宿命なのだろう。
 悲観的なことを考えれば際限がないし、夢と希望に燃えても現実には限界がある。
 それでも、この三次元世界では不自由極まりない「肉体」という重荷を背負って生き抜かなければならない。

 そうすると、何のための人生か?ということにもなろうが、分かる人にはわかるのである。

 
 ヒゲジジイ自身の直感的体験を別にしても、この仕事を通じて、様々な超常現象に遭遇した多くの人達や、本来の原初的本能で感じている人達との交流から、のみならずヴァージニア大学の故イアン・スティーヴンソン教授等の「生まれ変わり」の研究論文など、過去の膨大な資料から得られる証拠類などからも、はっきり見えて来るものがある。

 ともあれ、「四苦八苦」のうちの一つ、様々な病気に見舞われるのが人間の宿命であるように、単なる便秘症でも、人によっては相当に苦痛なものである。
 そこでようやく本日のテーマとなる。

 便秘症で悩む女性達は世の中に大変多いが、ありきたりな症状で訪れる人は少ない我が薬局でも、便秘症に悩む人達が、病院や薬局・薬店・ドラッグストアなどで購入する薬ではスムーズに排便できない人や、腹痛の副作用を生じて飲むに耐えないという人達の相談は、意外に多い。

 そんなに苦しまれているようだったらと、具体的な症状を根掘り葉掘り聞き質すと、中には驚愕されて怪訝な顔をされるので、こちらの方は驚愕を通り越して呆れてしまい、馬鹿バカしくなって、お帰り願うケースもある。
 こちらが親切に適切な便秘薬を見つけて上げようとする職業意識として必須の善意を解さないバカな人に折々に遭遇するのである。
 だから、常々書いているように、人間は猫にも劣る、とても付き合いにくい動物なのである。

 ともあれ、以前、某漢方メーカーさんに強く奨められて、その会社が製造する大黄甘草湯の丸剤を、従来使用されていた麻子仁丸製剤や単味の大黄に変えて、使用してもらったところ、全員から激しいブーイング。

 かなり相当な人数に試してもらったが、全員が全員からブーイングを受けて以後、完全に廃盤にしてしまって久しい。

 世の中でしばしば宣伝されている漢方系の便秘薬の多くは、大黄甘草湯を原方とする製剤のようであるが、あれで満足される人達がいるとすれば、個人的には、実に信じられない話である。

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2010年01年01日のボクチン(5歳)
2010年01年01日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年01年01日のボクチン(6歳)
2011年01年01日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01年01日のボクチン(7歳)
2012年01年01日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年01年01日のボクチン(7歳)
2012年01年01日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 00:01| 山口 ☁| 常習便秘症 | 更新情報をチェックする