
2011年12月21日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
昨日も、不摂生を繰り返しながらも、アトピーに葛根湯+猪苓湯などで悪化を防げている人に、例によって苓桂味甘湯のエキス製剤を試してもらうことになった。
長年のヒゲジジイの指導によって、素人さんながらも、漢方薬の運用にかなり習熟した人なので、安心してテストしてもらえる。
アトピーに葛根湯が一定レベル効果を示す人には、もしかして苓桂味甘湯も有効性を示すのではないかと考えるには理由がある。
解表作用が主体の方剤と、収斂作用の生薬が配合された方剤と、相反する性質の配合があっても、意外に共通性もあり・・・と、これ以上詳細を書いても専門家以外には馬耳東風だから、このへんでやめておきます。
ところで、要介護の老人が、ツムラの牛車腎気丸エキスを投与されて以後、フラツキを訴え始めているのに、医師も御家族もぜんぜん気が付かない風だからと心配されている介護士さんがおられた。もともと熱がりで薄着、顔が赤い人であるというから、あきらかに牛車腎気丸は誤投与である。
もう一度良く確かめて、主治医に申告すべきだとアドバイスしたが、越権行為だとしてマズイ立場に追い込まれても気の毒だから、人間社会はほんとうにムズカシイ。
ともあれ、12月になって例年になく超多忙に感じるのは、もしかして体力の衰えかと考えるものの、気力だけは日々充実して、今からでもリングに上がれるくらいの気迫はある。
ところが日々の忙しさに負けて、昨日は半ドンの土曜日というのに、平日の2倍近い仕事量に疲労困憊。
半ドンの土曜日のはずが、半ドンとはならずに、まともな夕食が摂れたのが、夕方5時近く。
いつものように午後の爆睡の暇なんてありやしない。
遅くなった昼食時ならぬ夕食時、可愛い猫ちゃん達が、遠慮してヒゲジジイを遠巻きに、おとなしく待っている。この子達を見ていると、心が洗われるように癒される。
可愛いボクチンも一緒に佇んでいるようにも見える。
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2008年12月21日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2009年12月21日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月21日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年12月21日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母
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