2008年11月21日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
重度の緑内障に伴う激しい頭痛に、清熱剤とともに釣藤散と杞菊地黄丸の三方剤に高濃度の薏苡仁を併用してもらったところ、頻繁に生じていた激しい頭痛が消失するとともに、寒がりだった体質が、いつの間にか暑がりになってしまった。
昨日の報告では、手足がポカポカ、上半身も薄着でよいが、例年、この季節になると人一倍、服を着込んできたのに、不思議でならないという。
その原因は、なんだか分かりますか?
そもそも服用されている三種類の方剤も薏苡仁にしても、いずれも温める作用はありません。
ほかでもない、日々、限度いっぱいに使用されていた鎮痛剤が不要になったからにほかなりません。
という説明を行ったわけだが、鎮痛剤には当然、解熱作用も強く、それによって何年にも亘って冷やされていたから、寒がりになっていたと錯覚を起こしたまで。
当方の漢方薬を使用するようになって数年以上、服用当初の即効により4度目の手術を免れたばかりか、激しい頭痛も治るにつれ、鎮痛剤が不要になったものだから、本来の体質が出現するに至ったまでのこと。
これを見ても分かるように、何でも「冷えこそ、あらゆる病気の原因」であると断定して憚らない医師や薬剤師が多い昨今であるが、冷えを作っていたのは鎮痛剤やステロイド剤などの合成医薬品であり、それによって真熱仮寒や寒熱錯雑証に陥っていたに過ぎないケースも五万と見られる。
あらゆる事象で言えることだが、何でも一面的なものの見方をしていると、大きな過ちを犯すことが多いのである。
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ラベル:緑内障