
2009年11月08日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
以前にも書いたことがあるように20代の男性でも、アトピーが寛解するにつれ、疲労回復目的の牛黄製剤や、吐き下しに藿香正気散など、様々な領域に即効を得る機会が重なって、いつの間にか
「こんなによく効く漢方薬を利用しないで生活する人達がいるなんて、まったく信じられない!」
という趣旨の言葉を、折々に真顔で言われるケースは、実に奇特ではあるが、確かに考えてみれば、愚妻もヒゲジジイ自身も、漢方薬があるお陰で、滅多なことで西洋医学のお世話になることもなく、あるとしても稀に必要な検査を二十年に1回やるかどうかというほど、超稀である。
振り返ってみれば、自分たち自身が、ほんとうに漢方薬ナシの生活なんて、絶対に考えられないし、あり得ない。
常連さんの多くも、必要な検査は病院で受けることはあっても、合成医薬品に対する実際のアレルギーや、あるいは精神的な拒絶反応がある人が多いので、そのほとんどを漢方薬に依存されている。
過去には西洋医学治療で治らないどころか、却って副作用に悩まされて、やむを得ず漢方薬に頼って来られた人が実に多い。
のみならず、病院や漢方薬局の漢方薬で、効果がないばかりか、却って増悪してしまった人達も多い。
これらの常連さんこそ、「漢方薬なしには生きられない」という発言はしばしば当然のように聞かされているが、初期には手間隙のかかる弁証論治に積極的に協力されたお陰である。
それだけに安易な考えで来られて、
時間がないから早くしてくれ、
漢方薬は本当に効くんですか?
本当に効くか、ためしに1日分だけもらえますか?
などという依頼は、当方のポリシーに反するので、当然お断り。
昨今、最も多いのが、当方のHPやブログ類をご覧になって、ご本人ではなく、ご家族の問い合わせで、本人を直接連れて行ったらよいのか? というもので、これらの問い合わせに応諾することは、完全に当方のポリシーに反するので、残念ながら、お断りせざるを得ない。
HPやブログの先頭に書いているように、
漢方相談販売は遠近に関わらず御本人の意志と意欲で直接定期的に繰り返し来局できる人のみが対象ですという原則は、滅多なことで曲げることはできない。
従って、ご本人の積極的な意欲でないばかりか、体力的にも一定期間、通うことがかなり困難に近いケースでは、無理して来られて、却って病状を悪化させても困るので、当然、お断りせざるを得ない。
例外があるとしたら、よっぽど信頼関係が結べている常連さんの御家族に限られる。
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2012年11月08日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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