2014年10月17日

「酒皶(しゅさ)」は、初期には即効が出ることが多いが、効くと治るは別問題

2008年10月17日のボクチン(4歳)
2008年10月17日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨日のブログは、完全に自爆。村田漢方堂薬局のみずからの営業妨害の内容。
 要するに自業自得。
 それでも漢方相談の仕事は延々と続くので、今週は僅か3日目の仕事で、頑張りすぎて、閉店前には、はじめて疲労感が突然勃発。
 閉店後は、だるい、眠い。

 ともあれ、今週の新人さんの中で、目立ったのは、遠路はるばる数日の泊りがけで来られた方の「酒皶(しゅさ)」に対する即効である。

 漢方製剤2方剤の併用、僅か3回の服用で、自覚的な熱感が完全に消失し、外見の紅潮も半減。

 だからといって、そのまま根治するわけではないが、今回の即効を励みに、必要に応じた配合の微調整に、しっかり付いて来これるかどうか、にかかっている。

 当方に来られるまでは、酒皶(しゅさ)を、病院の保険漢方で十味敗毒湯で効果なく、効果ないどころか、顔面以外に皮膚病を誘発する問題が生じたために、様々に配合を変えてもらっても、却って問題ばかりが生じたために通うのを断念して、他の病院に変わって、黄連解毒湯などの方剤では、顔面には何の反応もないのに、手足が極端に冷え込んで、今度は冷えが原因と判断されたか、附子剤の投与が続いたり、問題ばかりが発生していた。

 このように煎じ薬を交えた医師の保険漢方で、数軒を転々として埒が明かずに当方に、遠路はるばる来られた。
 しかしながら、渡り鳥のように数ヶ月で転々と転院するのは、あまりに根気がなさ過ぎると諌めたものの、投与される毎に、必ず問題が生じるので、諦めざるを得なかったといわれる。

 してみると、特異体質で、超稀にある、あらゆる漢方薬に敏感な体質かもしれないと思ったものの、これまで投与された多数の配合方剤を、すべて目を通してみると、ほとんどすべてが支離滅裂な配合であり、どう見ても体質的にフィットするはずもない方剤ばかりのオンパレードであった。

 ところが、当方では僅か3回の服用で、一応は即効である。

 
 医師の漢方クリニックを数軒をハシゴしても、逆効果ばかりだったのが、当方の漢方1日にして、とりあえずは即効が出たのだから、まだまだ先があるとはいえ、気分がよいものである。

 数十年前までは「漢方薬は迷信だから効く訳がない!」と、患者さんが漢方薬を飲んでいるとでも申告しようものなら、ヒステリックなまでに罵声を浴びせていた医師達が、保険漢方がマスコミを賑わすようになると、急に掌返したように漢方専門を標榜する病院やクリニックが雨後のタケノコのように乱立。

 だからいつもヒゲジジイが口癖のように言う通り、一見、冷静沈着に見える医師たちでさえ、これほど信用ならないのだから、そもそも人間なんて、猫よりも劣る動物なのである。

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2008年10月17日のボクチン(4歳)
2008年10月17日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2009年10月17日のボクチン(5歳)
2009年10月17日のボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2011年10月17日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ


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