2014年10月06日

私見によれば、中医学の理論体系は唯物弁証法的観念論により構築されたものであろう

2008年10月3日のシロちゃんとトラちゃん(各メス1歳)
2014年10月3日のシロちゃんとトラちゃん(各メス1歳) posted by (C)ボクチンの母

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金銀花の効果

 お世話になります。●●と申します。
 ブログを読ませて頂きメールした次第です。

 只今、風邪はほぼ完治したのですが、風邪からくる歯茎の痛みで困っていたところ、 中国出張時に買った復方金銀花顆粒を飲んだところ、ほぼ痛みが引きました。

 風邪 薬は全く効果がなく、イブプロフェンの痛みどめもわずかな効果でしたが、不思議なくらい復方金銀花顆粒は効果がありました。
 一回の飲用で痛みは消え、腫れも引いた感じです。

 ブログの中で、薬理作用が見えなかったという信じられないような解説があり、驚いております。

 人間の免疫能力を何らかの形で、活性化するなら、確かに薬理という観点で、作用は見えないのかという風に納得いたしました。

 先生のご意見ご感想頂ければ幸いです。

2008年10月6日のボクチン(4歳)
2008年10月6日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 中医学や漢方世界は、現代科学では、このような金銀花( http://murata-kanpo.seesaa.net/article/373492997.html )という漢方生薬の薬理作用を解明できないレベルであるのか、あるいは唯物論科学には限界がある分野なのか?

 いずれかは分かりませんが、もしも後者だとすれば、人間存在そのものが、唯物論的存在以上のものであるのではないか、と思われます。

 もしもそうだとすれば、中医学は陰陽五行学説など古代の唯物弁証法の影響を受け、整体観念( http://mkanpo.exblog.jp/7812940/ )を基本概念としていますが、古代の唯物論というのは、現代の唯物論科学とは大きくことなる部分があり、観念論が内在した唯物論であるのが古代の唯物弁証法であるように思われます。

 その証拠としても、中医学は、整体観念が基本思想であることからも、決して唯物論だけの世界ではないのですから、おそらく中医学や漢方薬の有効性を真の意味で現代科学で解明したり、証明することは多くの部分で不可能かもしれず、状況証拠で納得せざるを得ないのではないかと思います。

 ちょっと変なお返事になりましたが、イメージだけでも掴んで頂ければ幸いです。

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2008年10月6日のボクチン(4歳)
2008年10月6日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母

2014年10月3日のシロちゃんとトラちゃん(各メス1歳)
2014年10月3日のシロちゃんとトラちゃん(各メス1歳) posted by (C)ボクチンの母
posted by ヒゲジジイ at 07:16| 山口 ☁| 中医漢方薬学 | 更新情報をチェックする