2008年10月1日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ
タイトルの症状については、漢方薬の独擅場(どくセンじょう)といっても過言ではないかもしれない。
ところで、これまでも何度か書いたように、独壇場(どくダンじょう)というのは、本来間違いである。
もともとは独擅場(どくセンじょう)であるべきところ、せっかちな連中による誤読から、いつのまにか独壇場(どくダンじょう)も使われるようになったのようだが、これは間違った表記である。
テレビなどでも「独壇場(どくダンじょう)」という発音を聞くにつけ、耳障りでしょうがない。
「同じ目線」や「〜を踏まえて」、「引き寄せ」「気づき」なども、耳障りな言葉である。
それはともかく・・・
鉄欠乏症貧血を伴って元気を無くした自律神経失調症や血の道症を改善するのは、中医漢方薬学においては、実に容易である。
かならず、と言ってよいほど即効が得られるが、効くのと治るのは別問題で、即効が出ても、直に服薬を中止すると、ほどなく元に戻ってしまう。
だから、一定期間、体質改善ができるまで、しっかり連用する必要があるが、ほとんどの例で、10日以内に顕著な効果が出るので、毎年まいとし、多くの女性達に喜ばれている。
過去には、加味逍遥散や帰脾湯、あるいは補中益気湯に腎虚の六味丸系列の方剤の併用で、地道に体質改善により、明らかな効果を得ていたが、これら2〜3種類の方剤に、某製品を加えることで、超即効が得られることが、十数年年前に判明した。
これを加えることで、鉄欠乏性貧血を伴う疲労感の甚だしい血の道症や自律神経失調は、弁証論治にもとづく他方剤との併用で、超即効が得られることが多いわけである。
進行癌や転移癌で、赤血球の減少の影響が大きい状況下でも、牛黄製剤と併用することで、多くの場合、顕著に元気を回復することができる。
長年、漢方薬の仕事をしていると、いつの間にか、通常の弁証論治だけでは得られない創意工夫が生まれるものである。
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ラベル:鉄欠乏性貧血