2014年09月05日
点滴の抗癌剤による副作用の軽減に著効
2010年9月5日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ
連日、新規相談者が続いている。本日も2名。
おそるおそる、とても緊張されて来られる人ばかりだが、その分、真剣さが見えるので、雑念の入らない弁証論治がしやすくなる。
ただし、まずはその緊張をほぐしてあげる必要もある(苦笑。
それはともかく、ステージ4の肺腺癌の漢方相談。
内服の抗癌剤や免疫療法の継続では、ずっと小康状態だった骨転移をふくめて各所に散らばっていた転移巣が、一年半前に漢方薬類を併用して以降は、急速に縮小して、とうとう昨今ではほとどすべてが消滅するに至っている人もおられる。
ステージ4といっても、当方に通える体力が維持できており、周りの人の奨めではなく、御本人自身が前向・真剣で、本気モードの人達ばかりのご相談者である。
ごく最近の新規のご相談のケースでは、点滴による抗癌剤の2クール目前後の時点で来られた。
例によって本病において、通常の弁証論治による配合をお出ししておいたが、点滴を始めてしばらくすると、急激な疲労感と食欲不振がやって来た。
これまで多くの前例からは、やはり適切な牛黄製剤がもっとも効果的であるので、今回も追加方剤として、各種ある牛黄製剤の中から、最も適切と思える製剤を試してもらったところ、直に著効を奏して、2クール目の点滴をすべて無事に終えることができた。
おまけに一度目の点滴では見られなかった、かなり劇的な効果が得られ、転移巣はほぼ全滅し、原発巣も三分の一に縮小した。
4種類の漢方薬類の併用である。
以前、手術不能の肺の小細胞癌が、病院の点滴治療と放射線治療に併行して、漢方を併用することで、実際に根治した例もあるだけに、肺腺癌のステージ4といえども、将来の根治の可能性を、お互いに期待しているところである。
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2011年9月5日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ
2012年9月5日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 00:08| 山口 ☁| 肺腺癌(ステージ4および脳転移や骨転移も含む)
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