2007年04月27日

膝関節部の水液貯留が漢方薬わずか一ヶ月の服用で10年間再発しなかった希有な症例

 月曜・火曜と御相談者が途切れず、食事する時間を逸してぶっ倒れそうに疲れ果てた時、いつもの牛黄製剤が速効が得られないので、久しぶりに麝香製剤を服用してみるとビックリするほど元気になった。
 麝香製剤は、男性ホルモン様作用があるといわれるだけに、女性にはトテモ評判がよく、男性的な男性には効力が乏しく、女性的な男性には優れた効果があるんだよ〜〜と嘯いていたくらいだから、男性的なヒゲジジイには効力が乏しいものと信じ込んでいたが、今回の素晴らしい効き目はどうしたことか?
 さては老化現象の進捗により、男性ホルモンがいつの間にか減退したことの証明かもしれない。
 そういえば、若い頃から筋骨隆々のコリコリに硬かった胸筋部もいつしかやんわりと女性的にみえなくもない?!

 水曜日は意外に暇になってホッとしていたら、木曜日は地獄のような電話攻勢で、遠方の人達や常連さん達の補充の発送処理に店頭の相談が混雑してパニック寸前。麝香製剤に大いに救われた1日だった。
 というところで金曜日の本日は、店頭にポツリポツリの常連さん。
 昨日も今日も、電話で「伺います!」と一方的に予約?された人たちは無音のまま。(だから予約制をしないのである。

 ようやくここでタイトルのお話。極めて稀な速効例。
 本日、10年ぶりに膝関節炎の漢方薬を求めて来られた女性が、当時一ヶ月間の服用でそのまま治ってしまって10年再発しなかった。久しぶりに再発したので同じ漢方処方が欲しいとのこと。
 現象的には当時と同じ証候であるので、同様の方剤をお渡しした。