2009年5月23日のボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
人生は「苦あれば、楽あり」で、これが半々なら上々だろう。
そこで、これまでの人生を振り返ってどう感じるかをほんの少数の男性に質問する機会があった。
関東から毎月真面目に通って来られる三十代男性は、苦難が9割で楽は1割といって嘆かれていた。
地元の八十代の男性は、一流企業で活躍された過去があるのに、感慨深げに「苦難の方が多かったな〜」と述懐された。
ヒゲジジイはどうだったか?と問われ、冷静に考えてみると、やっぱり比較すれば苦難の方がはるかに多かったような気がするのだった。
その理由は、肉体と魂の折り合いが悪くて不自由極まりない人生だったと思うのである。
いつも重力が邪魔して思い通りにならない肉体がいつも邪魔だった。
想念だけで生きられたら、どんなに楽だっただろうといつも無意識に感じていた。
見かけによらず筋力と瞬発力はあっても、根本的には虚弱性が裏に隠れていて、肝腎なときにはいつもこれに邪魔をされた。
人生とは実際そんなもんでしょう。
どうせ三次元世界の地球上に生まれざるを得なかった人間は、それなりの必然性があってのことなのだから止むを得ない。
個人的には御免蒙りたい話だが、輪廻転生は否定できない現実であることを、バージニア大学でほぼ証明されてしまっているので、文句は言えないのである。
茨(いばら)の人生を真面目に生きている限り、すなわちそれぞれ各自の苦難に耐え抜いてこそ、いずれは必ず帳尻が合う。それが宇宙の法則だから、悲観するには及ばないといわれる。
でなきゃ〜、やってられませんよねっ。
2009年5月23日のボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
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