2009年5月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
今日の午前中は、遠路はるばる関東地方からのお馴染みさんが来られたくらいで、遠方の長期連用者の補充注文の伝票発行も荷造りも僅かであったので、久しぶりにまともな時間に昼食が取れ、しかもブログを更新する時間もたっぷり取れた。
昨今、なんだかとても目立つのが、まったく噛み合わない問い合わせ。
本日も電話の問い合わせで「打ち身丸?」はありませんか?という問い合せに、受付嬢が「ありません」と答えれば、「お宅は漢方薬局でしょうっ!?」と叱られたという(苦笑。
まるで禅問答の毎日である。
それはともかく、相談に行ってよいかという電話や、代理の人が店頭に問い合わせにやって来られたりというケースは相変わらず頻繁だが、当然、あまりこころよいお返事はできない。
というよりも、ほとんどお断り口調。
現実には、お断りさせて頂くことの方がむしろ断然多い。
だからとても感じの悪い薬局という評判も一部にあるようだが、それでも一向に構わない。
「お気軽にご相談下さい」という宣伝文句は当方では絶対にあり得ない。
むしろ「お気楽にはご相談しないで下さい」とい言いたいくらいで、お気軽なお問い合わせや相談に、いちいちお愛想を言っていたらこちらの身が持たない。
本気で当方の漢方薬に賭けて来られる人たちには、十分な時間をかけて全精力を傾けてあらゆる角度から弁証論治を行うので、お気楽なお問い合わせやご相談には真面目に応じることは不可能である。
たとえ真剣なお問い合わせであっても、最初から見ず知らずの人達に、感じのよいお返事を返す訳にもいかないのは上記の理由だけでもない事情がある。
若いころにはどのような問い合わせにも、相談だけでよいという人達にも真剣にお相手していた時代もあったのだが・・・
見ず知らずの初めての人に最初から感じよく応対していると大きなしっぺ返しを食らうケースが度重なり、そのような苦い経験が続くことで、当然ながら学んだことは世界に誇るマナーのよい日本人とて、ロクでもないクレーマ予備軍が意外に多いということだった。
ましてや病人さんたちのお相手だから、少々のことは我慢して・・・というのが当然のこちらのマナーであるべきとはいえ、そうとも言えない事情がやはりたび重なると、常識的なマナーを心得ない人のチェックとして、最初っからあまりこころよい返事は返さないのが一番だと悟ったのが数十年前のこと。
どうせ地球という環境に置かれた人間様というのは、多かれ少なかれ修業が足りない連中ばかりの集まりなので、「てめえら薬局だろうっ!」と居直るような連中には絶対に付き合うつもりはない。
2009年5月15日のボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母
2011年5月15日のボクチン(7歳) posted by (C)ボクチンの母
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