2008年8月19日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母
案の定、増税後の初日、昨日までとは打って変わって折々に閑古鳥が鳴く一日。
午前中は10日毎に3年間皆勤の高齢の男性とは久しぶりにゆっくりと四方山話が出来た。
ここ一ヶ月以上はいつも来られる時は運悪く、先客がいるので遠慮されて漢方薬類の補充だけで直ぐに帰られていた。
以前から死に対する恐怖をどのように解決するかの課題がもう一歩で解決しそうな段階に来ていて、一ヶ月以上も親しく話す機会が持てなかったのだった。
当初はご高齢ながらネットで検索して、西洋医学だけでは治癒できそうにない自身の重大疾患を何とか改善するために、当方にやって来られたのだった。
通常ならかなりな難治性疾患だから、もっと若くて理解力のある人でなければ、高齢者の場合は往々にして頑固であったり、理解力が低下していたり、家族の無理解など、何らかの問題で、漢方相談をお断りせざるを得ないのが通例であったが、頭脳明晰・理解力抜群ゆえ、相談に乗ることになったのだった。
ただ一つだけ問題は、死に対する恐怖を常に口にされるので、「大の男のクセにっ弱音を吐くな!」と何度たしなめたことかっ(苦笑。
さいわいにも、アルコールが原因の難治性のこの「業病」も5ヶ月足らずで主治医に治癒を宣言されるほど目覚しい漢方薬の効果が得られたのだか、それでも遅かれ早かれやって来る死の恐怖を克服できずにいるのだった。
そこで、オカルトと取られるのを承知の上で、確実に「あの世」があることを来られるたびに、かなり詳しく説明してあげることにしたのだった。
初期には絶対に信じられないといってた人が、とうとう昨今では8割以上信用されるようになっていた。
それでもまだその証拠を実際に見てみたいな〜と言われるので、なかなかそれは難しいので、お互いに先にあの世に行ったときには、就寝中の夢の中にでも出て、あの世から交信してお互いに確認することにしよう、ということで本日の話が終わったのだった。
ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」だったか、おらは死んじまっただ〜の歌詞通りの天国よいとこ、一度はおいで、はある意味では大いに真実なので、この元(もと)ヨッパライ老人に相応しい歌なのである。
2008年8月19日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母
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