2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
不要なプレッシャーを受けない冷静な弁証論治が必須の仕事だから、ホームページやブログ類は大いに貢献しているはずだが、完璧ではないのが残念。
春になった証拠に、仕事の邪魔になる及び腰の電話相談の申し入れや、〜〜〜病に効く漢方薬を教えろ、などという電話が増えている。
もちろん当方の流儀に合わないのですべてお断り。
かなりきつい内容のホームページやブログの内容だから、当方にやって来られる人たちでスムーズに漢方相談に乗れる人達は、ほぼ全員、何ヶ月にも亘って通読吟味されて、強い決心のもとでやって来られている。
だからこちらに変なプレッシャーを与えないので、そのお蔭で無心な弁証論治が可能となっている。
それでも、匿名である電話による「ちょっとお尋ねですが」の問い合わせが多いのは、あれだけきついHPやブログの内容でも効果が不十分な証拠である。
過剰な仕事量を増やさないためにも、こちらに不要なプレッシャーを与えない真剣、真面目な人達以外は、すべてきっぱりと、あるいは婉曲にでもお断りしていることは再三再四書いている通りである。
ところで、そのような真面目に何度か通われる人達の中には、しっかりした効果が出始めた頃、実に面白い本音を聞かされることもある。
すなわち「村田漢方堂薬局のホームページやブログを見たとき、こんな横柄な薬局は絶対には誰が行くものかっ! 」と真っ先に刎ねたところだったという。
ところが、何年にも亘って何軒かの漢方専門医院や薬局で頑張ってみたが、まったく埒が明かないので、おべんちゃらを言わない横柄な薬局で頑張ってみる気になったのが本当のところだったと。
こちらがショックだった経験では、2年毎に豪華な雰囲気の各漢方専門医院や薬局を歴訪して十数年以上、なかなかもう一歩の進歩がないので、遠路はるばるこちらにやって来られたのはよいが、店内に入った瞬間、明らかな落胆の表情!
みすぼらしい田舎のうらびれた村田漢方堂薬局の外装と内装から受けた印象に、明らかにひどいショックを受けられた表情を見るなり、こちらの方がなんだかとても恥じ入ってしまったのだった。
ところが当日出した漢方薬が速効を得て、明くる日には昨日とは打って変わって明るい信頼の表情に豹変されているのに安堵の胸を撫で下ろしたのだった(苦笑。
2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
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