2008年8月7日のボクチン(4歳) posted by (C)ボクチンの母
先日、関東地方から2年半近く通われている人が、今年になって2度もノロウイルスに感染したようだが、さいわいにも抗ウイルス作用のある中草薬を常時併用されていたので、下痢症状が主で吐くまでに至らずに済んだということだった。
言われるには「関東ではノロウイルスがかなり流行っいる」とのことだが、医師のご家族の情報だから確かな情報に違いない。
こちら山口県の下関市界隈では、ノロウイルス感染の話はこれまで皆無であったが、上記の女性が来られる前に、同じく関東から来られていた親子で、下関に来られて間もなく、お二人ともがノロウイルス感染らしき症状に罹られていた。
まず、母親が発熱はないものの、吐き下しをされ、その後数日たって、お子さん(といっても成人)の方が、下痢と高熱を発し、吐くことはなかったものの食事が摂れず、病院で受診したところウイルス感染と診断されたとのことだった。
それはきっと母親が関東からノロウイルスを運んで来たのだろう。こちらでは流行っているという話はあまり耳に入らないから、きっとそうに違いないと話していたばかりのところへ、上記のように2度も罹ってしまったという人が関東から来られたので、やはり母親が下関まで運んで来たに違いない(苦笑。
その2度の感染については、ご家族でその人独りだけがナマモノを購入して食した時にきまって発症していたとのことだが、偶然にも抗ウイルス作用のある中草薬の常用によって重症化が免れたようである。
はじめて下関に来られた上記のお二人とも、症状がやや重かった様子にくらべれば、やはり中草薬はバカにならない。
このようにちょっとしたことで、日本漢方とのレベルの差が大きく出るように思われる。
トラちゃんとスコちゃん posted by (C)ボクチンの母
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