
2008年8月2日のボクチン4歳 posted by (C)ボクチンの母
ヒゲジジイが小学生の頃は、富士山は「死火山」であり、今後永遠に噴火することは絶対にないと教わっていた。
ところが、いつのまにか学術的見解の変更があったとかで、日本列島には「死火山」はあり得ないということになって、富士山は「休火山」となり、死んでいたはずの山が生き返ったのである。
医学の分野でも、味噌汁を摂り過ぎると胃癌になりやすいと言われていたが、昨今では味噌が問題ではなく、塩分の摂り過ぎが問題であると変更された。
医学の分野ではエビデンス(科学的根拠)が最も重視されているが、昨今も某高血圧治療薬で頻繁に行われていたデータの改竄問題がある。
これにしても、死んでいた富士山を生き返らせた科学者たちのように、「科学者は信用ならない人種」であるという仮説を真説に変更可能とする根拠の一つとして重要な興味深いデータとなったはずである(苦笑。
翻って、漢方薬にはエビデンスがないから信用ならないと公言して憚らない医師たちが多いが、そもそもエビデンスとされるものが、すべてが信用できると思ったら大間違いである。
エビデンスには科学者たちによって恣意的に捏造されることがあり得ることも常に疑っておく必要がある。

トラちゃんとクロちゃん posted by (C)ボクチンの母
ラベル:エビデンス
【関連する記事】
- 良薬がどんどん消えていく
- 天網恢恢疎にして漏らさず
- 我が薬局で受け取る荷物が迷子になりやすい原因が判明
- 石破茂氏は「石破逃げる」氏としてはなはだ有名だったが
- ウソいつわりが蔓延する現代社会
- アルコールがいかに寿命を縮めるかの実際的な例証
- 某古書のレビューを投稿したところ営業妨害で不掲載か
- 自由からの逃走
- 日本の常識は世界の非常識
- 日本の漢方はこのまま衰退するのか?!
- 降圧剤の疑問
- 世の中、こんなに物価高?!
- イスラエルとパレスチナ問題を読み解くカギは
- アナフィラキシーに無知な医師と看護師がいることに唖然とする!
- 漢方の品質や製造方法および濃度などによって効能に優劣があるのは想像以上
- 気味の悪いおはなし
- 狂気の沙汰
- 世界中で皆がスマホやパソコンの画面を眺め続ける異様な時代
- マニュアル通りを忠実に実行すると・・・
- 「給食の完食指導」と同様、最近流行のカスハラ