2008年4月20日のボクチン3歳 posted by (C)ボクチンの母
正月前後に8日間も休業していたので、今週はそのシワ寄せで多忙な日が多かったが、ようやく土曜日の昼を過ぎて終わった。
連休2日あるので、また休養できる。
幸いに4匹の猫ちゃん達はとても仲が良く、新入りのトラちゃんはまるで長年のヌシでもあるかのように、目上の3匹をおもちゃにして女だてらにガキ大将振りを発揮している。
仕事上は、年々増え続けるのは癌・悪性腫瘍類であるが、しかも経過が良い人が多いおかげで長期使用者が多いので、なおさらいつのまにかメインの漢方相談がアトピー患者さんの数よりも何倍も多い。
このブログで少し取り上げたことのあるステージ4の悪性リンパ腫の男性も、病巣が大き過ぎるのと転移が甚だしいために、ご家族には引導を渡されていた。
ご本人の強い希望で、抗がん剤の副作用サポートに当方の漢方薬を積極的に利用され、幸いにも絶大な効を奏して、抗がん剤の副作用がほとんど出ないまま、6クールも行うことが出来た。
最後の抗がん剤治療が終わって2年近、何度検査しても再発の兆候はなく、今回の検査から主治医は感慨深げに、ステージ4でここまでほぼ完治といえる状態が続いている人は経験上、まったく前例がないことだと述懐されたという。
漢方薬をずっと続けていることは内緒にされておられるので、例によって医学会にでも発表されたら、漢方薬の併用、および継続によって、良い意味でデーターを狂わせていることになる。
他方でやや憂鬱な問題は、西洋医学治療を主治医が過信されても困る問題である。
現実には抗がん剤治療と漢方薬の併用が、大きく効を奏したというべきだろう。
漢方薬をはじめて3年、抗がん剤治療をすべて終えて2年くらいでも、ほぼ完全に消失したまま再発がみられないケースは、主治医氏の経験ではまったく前例がないということだから、少なくとも漢方薬のサポートの意義が相当に大きいことは否定できないはずである。
以上、かなり控えめに書いたけど、ご家族は漢方薬の威力を大いに褒め称えてくれている(笑)。
生後4ヶ月のトラちゃん(メス) posted by (C)ボクチンの母
ラベル:悪性リンパ腫
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