2013年10月20日

漢方を否定し続けていた某大学病院が漢方外来をはじめたなんて、あまりにも節操がない

2007年3月3日2歳半のボクチン
2007年3月3日2歳半のボクチン posted by (C)ボクチンの母

 咽頭癌のなかでも最も性質のよくない下咽頭癌で肺転移のある患者さんが手術不能とて、当方の漢方薬類の服用と放射線で原発巣は完全に消失していたものの、その途中には右肺下部の小さな転移病巣が消えないまま2年経過。

 経過がよいのを喜ばれた患者さんが、大学病院の主治医に漢方薬を服用していることを打ち明けると、漢方薬はまったく信用できないとケンモホロロであった。

 体調は良好ゆえ、大学病院の主治医の強い説得で抗癌剤点滴治療を行うこととなったが、激しい副作用のため数ヶ月間歩行困難になるほど弱りきって九死に一生を得た心地だった。

 患者さんは主治医に否定されながらもひたすら漢方薬を続けたおかげか、一年後にはしっかり体力を回復したのをよいことに、大学病院の主治医はまたぞろ抗癌剤の点滴治療を強引なほど勧誘される。

 さすがに地元の主治医はもはや抗癌剤治療は受けるべきではないと患者さんを説得するのだが、患者さん本人自身が大学病院の主治医に説得されてしまい、一年ぶりに危険な賭けに打って出た。

 ところが、誰もが想像に難くないように、今度のダメージは大きく抗癌剤点滴投与後、激しい体力の消耗が続いたのち3ヶ月後には爆発的な勢いで脳転移が出現して、その後はさすがの漢方薬も何のサポートにもならなかった。

 この大学病院は数年前まで、あらゆる領域の各科の医師たちが漢方薬を目の敵にして否定し続けた珍しくもあっぱれなほど徹底的な漢方否定論者の医師集団であった。

 ところが、驚いたことに昨今は漢方外来を始めて予約者殺到で、超人気だそうだっ!

 ここに通って治らなかった人たちが何人も当方に相談に訪れる昨今、この大学病院の医師たちの節操のなさには唖然としてしまう。

 教養あるべきはずの医師達でさえこのようであるのだから、まったく人間なんて信用ならない動物である。

 猫ちゃんたちのほうが裏切ることなく、人間様よりはるかに信用がおけるのである。

2007年3月3日2歳半のボクチン
2007年3月3日2歳半のボクチン posted by (C)ボクチンの母

 
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posted by ヒゲジジイ at 22:17| 山口 ☀| 医者の常識は世間の非常識 | 更新情報をチェックする