2013年09月08日

難病に合併する不定愁訴に悩む人達の多くは経過がよい理由

2006年6月22日のボクチン(2歳)
2006年6月22日のボクチン(2歳) posted by (C)ボクチンの母

 各種膠原病や潰瘍性大腸炎や関節リウマチなど、中には婦人科癌を含めた悪性腫瘍など様々な疾患が基礎にあって、これに女性によくみられる不定愁訴や自律神経失調症と診断され、本命の疾患以上にそちらの方を悩まれている人が多い。

 その場合でも本命の疾患に対する適切な漢方薬によって持病が寛解するにつれて、不定愁訴に対する漢方薬も優れた効果を発揮する。
 また、しっかり症状が安定して治まっても、持病があるだけに漢方薬を予防を兼ねて10年以上も続けることで完全に健康を取り戻している人が多い。

 ひるがえって一般の不定愁訴症候群の人達は極めてスムーズに寛解する人から、百病出没のため、しばらくの間は繰り返しのモグラ叩きによって、最終的にモグラを絶滅させる作戦を取る根気が必要なケースまで様々。

 だからいずれの疾患の場合でも同様で、ご本人の本気度次第。

 昨今も相変わらず、電話で訊ねてこちらからどうぞどぞと勧められることを期待されたり、

 あるいは先日も実際に遭遇したケースでは「初めての人は電話相談は受け付けない」との記載が当方のHPにあるので、直接行けばよいのだろうと「お話しだけを伺いに来ました」というのは最も有難迷惑といわざるを得ない。

 とこう書くと、なんだかお気軽に相談はできそうもない薬局のようだけど事実その通りで、悲しいかなジジババ漢方薬局のため真剣で本気の人達以外は受け入れるだけの時間的な余裕と体力がないのが現状なのですっ。

2006年6月22日のボクチン(2歳)
2006年6月22日のボクチン(2歳) posted by (C)ボクチンの母


 
posted by ヒゲジジイ at 13:25| 山口 ☁| 更年期障害・自律神経失調症や不定愁訴症候群 | 更新情報をチェックする