2013年07月17日

膝の不調に防已黄耆湯が効かなくなっても常連さんの発想は素晴らしい

2006年3月2日のボクチン(1歳半)
2006年3月2日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母

 90歳を超えた常連さん。まだまだ現役で日本の伝統芸能の師範?をつとめられている。
 あらゆる合成医薬品で副作用が強く出るために漢方薬以外に頼るものがないので、当方とのお付き合いも三十五年を超える。
 常用される漢方薬類も最高級品の牛黄製剤を筆頭に、各種中草薬類のエキス製品など多種類に及ぶ。

 問題の膝関節は、正座するのにやや難儀を感じ出した頃から、防已黄耆湯がよく奏功してまったく無症状のことが何年も続いていた。
 ところが昨年来、防已黄耆湯を常用しても以前ほど効果がみられなくなった。

 当方の漢方薬にめぐり合うまではとんだ虚弱体質で、長い年月をかけて完璧なまでにあらゆる自覚症状を消してきた歴史がある。
 それゆえ今回も僅かな膝の違和感が我慢ならず、何とか正座が楽に出来るようにとの依頼であるが、防已黄耆湯が以前ほど奏功しなくなったのは年齢のせいだから止むを得ないだろうという禁句?をつい口走ってしまったのだが、90歳を超えればこの発言も禁句とは言えないだろう。

 ところが常連さんの発想から、だいぶ前に腰痛に素晴らしく奏功した疎経活血湯(ソケイカッケツトウ)を思い出して、保存していた棚から取り出しためしに服用したところ即効があり、その日のうちから膝の違和感がほとんど感じなくなったとの報告である。

 持つべきものは多くの常連さん達で、長年の漢方薬の様々な指南やアドバイスが蓄積されて、こちらが考えあぐねているときでも、みずからが名案をひねり出してくれるのである。

 めでたし、めでたし。(こちらの方が先にボケはじめたのかも・・・苦笑。)

IMGP8968
IMGP8968 posted by (C)ボクチンの母

タグ:膝関節炎