2006年1月19日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母
前回紹介した補陽還五湯の中国書籍は直ぐに売り切れたらしい。中国書籍専門書店(亜東書店や東方書店あるいは燎原書店など)で予約しておけばいずれはきっと入手できるはずである。
ところで、補陽還五湯に配合されている主薬は黄耆(オウギ)であり、最も多量に含まれているものの、これでもまだ黄耆の配合が不足だと感じる場合があるかもしれない。
その場合は、コタローの玉屏風散やイスクラの衛益顆粒(玉屏風散エキス製剤)の適量を併用すれば中医処方の配合比率に少しは近づけるはずである。
現実的には今のところ村田漢方堂薬局に関する限りは黄耆の配合量に不足を感じたことはないが、おそらく重症例では黄耆を増量しないと効果が得られない場合も十分に想定される。
コタローの補陽還五湯エキス細粒Gを使用した有効例はまだ5例中の5例くらいの経験だから、症例数があまりに少ないので中国国内の標準的な配合内容から類推するに、黄耆の増量が必要になるケースが想定されてもおかしくないはずである。
2006年3月2日のボクチン(1歳半) posted by (C)ボクチンの母
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