「そんな気楽さで来られたんじゃ〜カナワナイ。先に病院に行って! 重大な病気が隠れていたらこちらだって困りますからねっ。病院にも行かせずに薬局に留め置かれたなんて、あらぬ嫌疑をかけられたんじゃ〜〜、たまったもんじゃない!」
※「病院でもらった薬(合成薬)を飲んだら、却って気分が悪くなったんですよ」
「じゃ〜〜、先生にはっきりと報告すべきですよ」
「とってもいい先生なもんで、言い難いんですよ。調子いいでしょう〜〜っと、言われると、ついついハイッ!て返事してしまったんですよ」
「バッカジャナイノ〜〜〜ッ」
※「〜〜〜が痛いんですが、飲んだら直ぐ効く漢方薬って〜〜のはないんでしょうね〜〜?!」
「ハイッ、ご期待通りありません!」
(本当はあっても確実な保障は出来ない。)
※「歩行すると足が痛くなるんですが、今直ぐに出してもらえる漢方薬はあるんでしょうか?無理ですかね〜〜?」
「病院では治らないのですか?」
「いえいえ病院に行くほどでもないんでね〜〜〜」
「それじゃ〜〜逆に病院に行って下さいよ。体格と年齢の若さから言って、もしも深部静脈血栓などがあったら大変ですからね。一度診断を受けていた方が安心ですよ。ところでどの程度悪いのですか?」
「一時間も歩くと踝が痛くなるんですよ。大したことは無いんですがね」
「じゃ〜〜無理ですね。漢方薬を服用しながら一時間歩いては試されたんじゃ〜〜かなわない。きっと、効かない効かないと苦情を持ち込まれるのがオチでしょう。」
(その程度の軽症で人をおちょくってるんじゃないのこの人っ! ともあれ、様々な原因による深部静脈血栓の漢方治療の相談はしばしばあるが、必ず病院での診断が下っている必要がある。本日あったばかりの事例)
※「漢方薬は効き目が出たら止めてもいいんでしょうか?」
「止めるやめないは、アナタのご自由ですよ」
※「漢方薬は効き目が出たら止めてもいいんでしょうか?」
「ええ、構いませんよ、もちろん。でも、再発の可能性が高いことだけは保障しますよ」
※「漢方薬は効き目が出たら止めてもいいんでしょうか?」
「ええっ、構いませんとも。再発すれば、また再開すればいいんですよっ」
(本日あったばかりの事例。ケース・バイ・ケースで、同じ質問でも返事がこうも違ってくる!?)
※「〜〜〜が漢方薬で治りますか?」
「治るかどうかは、やってみなければわかりません。直ぐにピントが合うこともあれば、ピントが合うまでお互いに根気勝負となる場合もあります。ピントが合っても四季折々、臨機応変に配合を変化させる必要が生じる場合だってあります」
「だったら私の病気はどうなんでしょうか?」
「察するところアナタの話の雰囲気からは根気がなさそうですので、ほとんど無理でしょうね、きっと」
(中途半端な気持ちで来られても長続きしないだろうから、治る病気も結局は根気が続かずに治らないことになりがちって〜〜こと)
※「漢方薬って意外に安いんですね〜〜〜っ!」
※「漢方薬って意外に高いんですね〜〜〜っ!」
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