2013年03月14日

ガンと漢方(東海地方の美人薬剤師さんからのおたより)

IMGP5736
クロちゃん posted by (C)ボクチンの母

おたより:東海地方の美人薬剤師

 2月14日の先生の記事に全く同感です。
 人というのは、悲しいかな、喉元過ぎれば・・・で、ピタリと調整できた漢方で、ガンがすっかりと陰を潜め、”もう治ったのでは?”と油断して、勝手に飲む量を減らしたり、1日おき・・・そしてしばらく服用しなくても変わりないと判断して、止めていた・・・・等の後に再発して右往左往する・・・というような例がしばしばあります。

 来局のたびに、ガンは手強い病気で、決して侮れないこと、生活習慣や食習慣、心の持ち方等に明かな気づきと転換が見られない限り、見かけ上大人しくなっても再発する可能性があるから十分に気をつけていただくように申し上げても、”お金が続かない・・・”等の正統と思えるような理由をもって弁解される方が多い。

 そもそも、ガンが消えたり、腫瘍マーカーが正常値になっても、まだまだこの状態では発ガン閾値をウロウロとしているところなのだということが、頭に入っていないために、このような結果になるのだと思われる。
そして、再発したときの弁証は、複雑化していることも多く、調整がとれていたときの処方では上手くいかないことも多い。

 漢方はお金がかかるから・・・という理由で止めて、素人判断による温め療法を徹底して、失敗される例もある。
 冷えがあるところには、炎症を作りやすいこと。
 人体の炎症システムを上手く利用して増殖の機会を狙っているのがガン細胞であること。

 したがって、寒熱を調整するバランスは、扶正と祛邪のバランス同様、細心の注意を払って行わねばならないこと。
 等が、理解不足だったのだと思われる・・・・。

 その点、長い間の漢方ファンの方は、本当に発ガン率が少ない。
 何らかの漢方薬を続けておられたり、その都度漢方で調整していれば、自律神経系、免疫系、ホルモン系のバランスがいつもとれやすくなっていて、大事に至ることは少ないようです。
 そして、素直な方は、よく治りますね・・・・大切なことです。

IMGP0504a
最愛のボクチン posted by (C)ボクチンの母

ラベル:悪性腫瘍
posted by ヒゲジジイ at 08:26| 山口 ☁| 悪性腫瘍・癌・ステージ4の進行癌や転移癌 | 更新情報をチェックする