ところが、予約制でないのに安心したのか、落胆したのか、軽く見たのか、予約制の問合せをした人に限って、実際にはほとんど直接やって来られることがない。
昨今の新人さんは不思議と予告なしに、お問合せなしに直接やって来られるひとばかりで、半数はネットサーフィンで村田漢方堂薬局を知ったという人達だが、半数は当方の漢方で治ったあるいは治りつつある人達によるご紹介である。
だから昨今、お電話でお問合せするような方の場合、9割は実際には来ない人ということになる。まあ〜〜〜お電話でお問合せされると、どうしてもややお断り口調になるトウヘンボクなスタッフでありヒゲ薬剤師でもあるから、結果的に9割はお断りしている勘定となる。
予約制にしない理由は数々あるが、もし予約制にした場合、第一に断りなしにすっぽかされたり、あるいは時間通り来られないとヒゲジジイの性格上、イライラする。
第二に、お一人にかける時間はまちまちで、30分で終わる場合もあるが、初回の場合は多くは最低でも1時間、出来れば二時間くらいかけたいからである。二泊三日で来られた人の多くは、連日2〜3時間かけることはザラである。遠方から日帰りで来られた人には、数時間以上かける。
遠方の人は再々は来られないのだから、十分に時間をかけて、その後はほどほどのピントがあうまで10日毎のメール相談や電話相談に切り替える。
昨日みたいに五人が重なった時は、新人さんと3回目の人には待って頂いたが、常連さんは女性薬剤師が応対してヒゲジジイは先客の常連さん御夫婦の御相談に専念していた。
このように重なった場合でも、かなり能率よく常連さんの場合は承知してくれている事態だから、多くは女性薬剤師の対応で可能である。
新しい人やまだ回数が浅い人にこそヒゲジジイがない頭を振り絞ってみっちりと時間をかけている。
要するに予約制が嫌いな理由は、もともと完全癖のある神経質なジジイであるから、予約時間を断りなしにすっぽかされたり遅れたりされると、リズムが大いに狂ってロクナことはないからである。 突然に新しい人が来られても、ご相談者が漢方に賭ける気持ちで本気である限りは、もともとこちらは「即興詩人」であるから決して困ることはない。
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