
懐かしいボクチン posted by (C)ボクチンの母
先日発刊された『漢方の臨床』誌の1月号。例年通り「新年のことば」が掲載されているが、本年のヒゲジジイのそれは以下の如し。
漢方薬局を開いて、そろそろ四十年近くなろうとしています。
思い返せば、漢方相談の内容も時代と共に変化していることに気が付きます。
不妊症の漢方相談が目立った時代や、アトピー性皮膚炎の相談が多かった時代など。
ところで開局当初は少なかったものの、次第しだいに増え続けているのが癌サポートと難病系統の漢方相談です。
ここ数年はますます増加する一方です。
ただ、残念なことはこの癌サポートや難病系統の漢方相談では少数ながらも、主治医に漢方薬類の中止を厳命されて中断し、あとになって後悔されるケースに遭遇することです。
ここでは詳細を語ることができませんが、患者さんのQOLの向上に貢献度の高い漢方薬類を医師達の間では、まだまだ過小評価される時代が続いているようで残念です。
といっても主治医のプライドの問題が絡んでいるようだという患者さんたちの意見も多いのですが・・・。

懐かしいボクチン posted by (C)ボクチンの母
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