ZZZ_5861 posted by (C)ヒゲジジイ
当方の漢方薬類の服用のお陰か、乳癌による肺転移の病巣は大きくならずに良好な状態が長く続いていた。主治医もこれを認めて奨励して下さっているのでご本人も安心して続けていた。
2012年02月27日ステージ4で薬局漢方を奨励される人と中止を勧告される人の違いは・・・の中で記した実例の1人は実はこの肺転移を生じていた乳癌の女性のことで、あれから既に10年以上が経過しようとしているのだが、
この依頼に応じてしまい製薬会社から依頼された健康食品まがい(βクルカンの類)のものを大学病院の教授から患者さんが実際に依頼され、漢方薬の中断を勧告または依頼された実例もある。
幸いにこの女性、当方の漢方薬を再会したら雲がかかるように拡がっていた転移巣が元のレベルに縮小して来た。その喜びようはたとえようもなかったが、大学病院という組織の得たいの知れない非情な仕打ちに愕然とした気持ちは患者さんばかりではなかった。承諾して体調が良くなっていた漢方薬類をすべて中止して数ヶ月、一気に転移が拡がって涙ながらに後悔した女性もおられた。(その女性に健康食品まがいのものの臨床データ取得のために漢方薬を一時中断させた某大学教授はその後、ほどなく遠くへ移動となった。)
人間不信にますます陥るばかりで、ヒゲジジイが依怙地になるのはこのような実例にしばしば遭遇するからに他ならない。
ところで、この患者さんは当時、自分が飲んでいるものがネットでも売られていると盛んに訴えられていたが、こちらはインターネットがどこに向いているやら皆目検討が付かない時代。パソコンすら置いてなかった当時である。
しばらくして無音となるに及んで、ようやく気が付いた。この頃から次第にネットでは安売り競争が勃発していたのだった。それゆえ、彼女がどうなったのか、このケースばかりは追跡調査不能である。
ZZZ_5845 posted by (C)ヒゲジジイ
【関連する記事】
- 中島随象先生の遺訓による呪縛
- 悪性腫瘍のサポート相談で、最も多い肺腺癌と乳癌の最近の事例から
- 乳癌の手術前後から漢方サポートを10〜15年以上、続けている人達
- 乳癌の漢方サポートの中には
- 乳がんの骨転移に対する漢方サポートを求めるには
- 乳癌による転移癌のご相談とはいえ、メールアドレスが不正確で返信不能!
- 主治医が替わったら、ようやく漢方の使用を許可されたというが・・・
- NHKのドクターGを見ていると、男性医師よりも女医さんのほうが
- 気が付いてみると、コタロー製の「逍遥散」エキス製剤は
- 乳がん手術後の点滴による抗癌剤治療時に漢方薬の併用は・・・
- 衰弱と食欲不振が目立つ段階での進行癌は「移動による体力消耗と服用困難」の問題が大..
- 乳癌手術までに医師を選り好みされ、ようやく気に入った4人目の医師に切除してもらっ..
- 乳癌患者さんに対する漢方薬の考え方(東海地方の女性薬剤師のおたより)
- 乳癌に対する漢方薬の考え方