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現在も一部の漢方薬や中草薬類を続けられているので追跡調査が可能な女性。
乳癌が見付かったときは左側に2cm、右側に怪しい小さな腫瘤が数個。子宮付近にも怪しい腫瘤が数個見付かった。
切除するに当たって乳癌を見つけてくれた医院が個人病院で設備(麻酔医がいないなど)で不安だからと、切ってくれる医師を変えるといわれる。
その間に当方の漢方薬を良いものなら何でも服用したいとのこと。
昔からのお馴染みさんのよしみで、四逆散を案内役として様々な中草薬類のエキス製品を多種類併用してもらうこととなった。免疫力を強化する中草薬と抗癌中草薬とされるものなど多種類の併用である。
しかしながら、この女性の気に入る医師がなかなか見付からず、各総合病院を歴訪してようやく4人目に気に入った医師が某総合病院で見付かった。
それまでに一ヶ月以上も経過してしまったが、その時点で幸いにも2cmあった乳癌が7mmまで縮小していた。
これを知ったご本人が、このまま消えそうだから手術は断って来ると言い出す始末。
とんでもないことで、そんな不確実性をあてにしてはいけないと、切除すべきことを懇々と諭してようやく手術の運びとなった。
その後も熱心に多種類の中草薬類を常用されていたら、右乳房や子宮内部にあった小さな腫瘤は経過観察されているうちに、いずれも半年もしないうちに完全に消失してしまった。
乳癌切除後から現在に至るまで約十年近く。
お馴染みさんとしては既に35年近くのお付き合いである。
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