2012年07月06日

肺線維症の患者さんが膵臓癌で肺に1cmの転移がありながらも食べれるようになって丸3年

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IMGP6250 posted by (C)ボクチンの母

 肺線維症のため、自宅では酸素吸入を必要とする男性が、膵臓が8倍に腫れ上がって食事がほとんど摂れなくなった。肺に1cmの転移が認められる。肺の問題があるのでハナから手術不能の宣告。

 ご夫婦でやって来られ、なるべく服用量が少ない方法を取るために牛黄製剤を主体に三種類の高貴薬で服用を開始してもらったところ、速効を得て極端な食欲不振が解消し、毎月定期便のように通われて丸三年。

 検査上は転移巣も含めて進行もしないかわりに縮小や消失している気配はないが、自覚症状だけはほぼ完璧に消えた状態がまる3年続いていた。

 あるとしの年末に上記の常用される漢方薬類をいつもながら感謝の言葉を述べられながら、お元気な様子でいつになくたくさんまとめ買いされて以降、まったく無音となられた。
 既に十年近くが経つだろうか。

 ハタと思い当たることがあった。
 もともとの持病、肺線維症の問題である。
 当方に来られるまでに既にかなり進行して、自宅では常に酸素吸入をしているというお話しだったので、最後に来られたのが年末。

 冬の寒さに肺の方にもしかして、と折々に思い出しては、肺線維症の方にも漢方薬を本格的に取り入れてもらっておけばよかったのでは・・・・・・!?

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