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数年前、遠路はるばるやって来られた三十代の医療関係従事の女性。
ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus HPV)による子宮頸部高度異形成で、レザー治療するも三ヶ月で元の木阿弥になった。そこで自費の高額な医師の漢方治療を受けること2年、定期検査では状態は変わらず、とうとう遠方の本州の端までやって来られた。
子宮頸部異形成は高度異形成では子宮頸癌の前癌病変とされる。
そこで弁証論治にもとづく方剤とともに、中草薬やロシアなどで抗ウイルス作用や抗癌作用があるといわれるものを集めて併用してもらったところ、僅か3ヶ月でパピローマウイルスも異型細胞もすべて消失。
レザー治療のときのこともあるから、太鼓判を押されるまで連用するようにアドバイスしていたところ、ほどなくして主治医の太鼓判が押された。
子宮頸部異形成は自然治癒することも多いとはいえ、高度異形成では子宮頸癌の前駆症状あるいは前がん状態であることが多いとされる。
しかも、この女性のようにレザー治療を受けても3ヶ月で再発し、2年間に亘る医師による高額な自費の漢方治療を受けても不変であったものが、当方の漢方薬を始めたとたん、このような短期間で治癒したのは、こちらの漢方薬が大いに貢献したことに間違いないだろう。
その後、数年経つも二度と再発は見られていない。
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