2012年02月23日
帯状疱疹の後遺症(帯状疱疹後神経痛)
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昨年から男性の帯状疱疹後神経痛の漢方相談が続いている。8年も病院治療を受けて、まったく効果がなかったという人もいる。
最近も、やはりあらゆる病院治療で、頓服が僅かに効く程度で、頭部の疼痛と全身のピリピリ感がともなって長く通院しても一向に改善の兆しが見えない人など。
いずれも10日以内に複数の漢方薬の併用で一定の効果が認められる。
例によって男性達は根気がない人が多いので、我慢できる程度に疼痛が軽減すると、服薬を怠り勝ちであるが、命にかかわるわけでもないし、漢方薬を中断して再発しても自己責任の問題だから、こちらの知ったことではない。
それはともかく、以前だったら弁証論治や随証方剤で桂枝加朮附湯がフィットして喜ばれることが多い時代もあった。
しかしながら昨今ではここ十年以上、帯状疱疹の急性期にしばしば当方で使用する方剤の組み合わせが、そのまま帯状疱疹後神経痛にも通用するのではないかと考えるに至った。
現実に帯状疱疹後神経痛歴がとても長い人でも、いずれも急性期に使用する方剤の組み合わせを飲んでもらうと、いずれも10日以内に一定の効果が出ている。
もっと症例数を重ねて病名投与が可能という結論が出れば、具体的な方剤を語ることも出来るだろう。
それにしても帯状疱疹後神経痛で来られる人が昨今やや目立つが、西洋医学ではそんなに無力なのだろうか?
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posted by ヒゲジジイ at 21:27| 山口 ☁| ヘルペス:帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛や性器ヘルペスや口唇ヘルペスなど
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