2006年10月11日

得意分野の一つ、アトピー性皮膚炎の漢方薬

 最近、連続して各地から難治性のアトピー性皮膚炎の人達が集まってきている。もともと得意分野の一つで、過去の苦労の集大成として、
漢方と漢方薬によるアトピー性皮膚炎研究変遷史
というサイトを開いているが、一般向けではない。
 過去、漢方や中医学の専門各誌に発表したもののうち、代表的なものだけを集めたもので、現在の到達点については簡単にしか触れていない。

 ここ十年近く安定した方法論として、アトピー性皮膚炎の個別性よりも共通性を重視した自然療法を土台にした漢方と漢方薬の併用療法で、有効率だけで言えば、現在のところほとんど百発百中を続行している。
 今後は不敗神話がいつ崩されるか戦戦兢兢ではあるが、某三点セットを土台にした方法が共通していることは既に本ブログでも述べた。

 ところで、せっかくこの年になって覚えたHTMLとCSS、つまり「ホームページの制作技術」である。完全に本末転倒気味だが、この技術を新に活かすには、意味あるコンテンツがなければならない。
 そこで思いつくのが、得意分野の一つ「アトピー性皮膚炎」というわけなのだ。
 かといって、長年苦労して構築したアトピー性皮膚炎の共通性に着目した自然療法(もちろん医薬品としての漢方薬が中心)を土台とした方法論を、完全具体的に公表するわけにも行かない。
 このような企業秘密であるとは言え、アトピーで来られた人には、すべて共通して服用してもらう方法だけに、今年だけでも相当な人数の人に伝授(笑)しているものである。

 先日も述べたように、10日間で鼻炎を含めて皮膚症状がすべて無症状となった人がいたが、よほど運が良かっただけで、そうそう短期間で根治するものではない。すべて8割と思っていた方がよいだろう。
  
 難治性のタイプが来られた場合でも、同様に通用するかどうか?という問題だが、不敗神話が続くこと信じたいものだ。
 事実、過去の事例でも会社勤務ができなくるほど激しく辞職して漢方治療に専念せざるを得なかった人でも8割緩解に持ち込めている。
 各地の有名なアトピー治療の各種医療機関で治らなかった人も同様の結果が出ている。
 100%根治というのは、厳密に言えばほとんど不可能かもしれないが、80%以上レベルくらいなら十分可能だと思うし、現在のところほとんど百発百中に近いということである。

 最近、アトピーの人が連続して遠路はるばる来られるケースが続いているのだが、皆さん若くても本当に真剣・真面目だから、こちらも気持ちよく神経を集中して綿密な漢方相談に乗ることが出来るのである。
 速効は出なくとも、数ヶ月もすれば多くはかなり緩解して来るものであるが、この日本国にもまだまだ若い人の中には、病気の苦労からか真摯に人生に立ち向かい、諦めることなく真面目に漢方薬を求めて本州の西の端までやって来られるケースが意外に多いことに、流石のトウヘンボクジジイも、やや感激気味である。

 こんな真面目な人達ばかりが来られるなら、とてもヤリガイを感じるのであるが・・・・・・だから新たにアトピー性皮膚炎専門の広報的なサイトを作る意義があるかもしれない。
アトピー性皮膚炎の漢方と漢方薬に自然療法をミックスした漢方相談専門薬局という題で、表看板(トップページ)の構成を思案している最中に過ぎない段階だが・・・・・
 もちろん、せっかくのHTML・CSSの技術を活かしたいがための口実であることは既に述べた通りである。
posted by ヒゲジジイ at 01:41| 山口 | 繊細でデリケートなヒゲジジイ | 更新情報をチェックする